クラシック音楽に近頃耳を傾けているが、
ときおり、アレクサにボサノバを
なんでもいいから聴かせてくれと懇願する。
すると、ふと心が軽くなるテンポの
メロディが耳もとでささやくのだ。
アレクサは私に優しいやつで、
いつも選曲はその時の気分にあったものを提供してくれる。
最近は、めっきりコンパクトディスクを買わなくなった。
贔屓のアーチストのアルバムもだいぶご無沙汰している。
新譜が出たのを知ったのは、たいてい店舗の平積みだ。
この中島みゆきのブルーレイの存在を知ったのは、
渋谷のタワーレコードの店頭であった。
いつの間に発売されていたのだ?と疑問に思うのも無理はない。
街から、いわゆる昭和のレコード店が姿を消したからだ。
今の時代、音楽はCDではなく、オンラインで購入するらしい。
ネットワークオーディオもその一部であろう。
自宅マンションの居間に設置してある単品オーディオは、
アンプがDENON、CDプレイヤーがSONY、スピーカーがDENON。
音源はCDのみなので、聴ける音楽は自前のものしかない。
しかし、先ほどももうしたように、
今はアレクサが、ほとんどの音楽を容器に聞かせtrくれる。
何一つ不自由しないのだ。
そんな時代がいつの間にか到来していたことに、
私は、しばらく気がつかなかった。



