2021年3月10日(水)科学技術イノベーション議員連盟(オードリータン台湾IT大臣 講演) | 『現場に飛び込み、声なき声を聴く!』 しげとく和彦のブログ

『現場に飛び込み、声なき声を聴く!』 しげとく和彦のブログ

S45年生れ。衆議院議員候補(愛知12区岡崎・西尾)。元総務省職員。H16年新潟県中越地震で崖崩れ現場からの2歳男児救出に従事。22年愛知県知事選(次点)。H24年に初当選。H26年、H29年無所属で3選。

ちょうど10年前の東日本大震災の際、台湾の皆様から物心ともに大きな支援をいただいたことは、日本国民は忘れていません。

その台湾で現在、コロナ対応とデジタル政策を、世界最先端で走っている、「オードリー・タン大臣」のオンライン講演会が昨日国会内で行われました。

企画してくださった立憲民主党・科学技術イノベーション議員連盟の役員の皆さんありがとうございました。

オードリー・タン大臣は、われわれ日本の国会議員からの質疑に、気さくに丁寧に答えてくださいました。

印象に残った言葉をいくつか。

・デジタルデバイドは、高齢者が使いやすいように考えれば解消できる。

・教育デジタル化により、手を挙げない生徒も質問を書き込み、先生は質問の多い項目から順に答えていける。

・デジタルを通じた直接民主主義が、間接民主主義を補う。権力集中でなく、分散化・多元化が特徴。国境も超える。

・政府が国民を信頼し、デジタルで発信し、反応すれば、国民も政府を信頼する。

・デジタルの苦手な上司のような、自分と異なる立場に立ち、彼らからどう見えているか理解し、彼らと価値観を共有することが大事。

広い世界を俯瞰し、現状にとらわれず、ユーモアと明るさをもって、気負わずに仕事をしている印象に、大変刺激を受けました。