10年以上前に赴任していた広島県の中国新聞に、昨日の安保委での茂木敏充・新外相とのやりとりが掲載されました。
日本は唯一の被爆国として、北朝鮮のミサイル実験に対し「独自の強い声明を出すべき」という私の主張に対し、茂木外相が「意見を参考にして言い方を検討したい」と述べたのです。
相次ぐミサイル発射に対し、政府はいつも「安保理決議に違反するもので、極めて遺憾であり、強く非難します」という平坦なコメントを出すのみで、国際決議違反への非難なのか、日本国としての主体的な非難なのかすら判然としません。
日本は世界唯一の被爆国です。
核開発を続け、EEZ(排他的経済水域)内にミサイルを着弾させるような隣国に対し、もっと主体的で強い声明を出すべきです。
日本外交は、日本人の想いを背負ったものでなければなりません。
外交声明ですから内容をコロコロ変えるべきではありませんが、外務大臣が代わったタイミングでのバージョンアップがあっても良いのでは、という投げかけでした。
それにしても、私の紹介に「広島県財政室長も務めた」とまで書いてくださるのは、さすが地域密着の中国新聞です(笑)。
嬉しいですね。
これからも広島の仲間の想いを背負っていきますよ!