さて
性共育のまなびを
経て
長年
それなりに親しんできた
聖書を読み直してみると
見過ごすことができない
3つのことを発見💦
❶旧約聖書の創世記では
性愛全般へのタブー感が強化😓
神は言われた。
「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。
そして‥
すべてを支配させよう。」
ーーー
「産めよ、増えよ、
地に満ちて地を従わせよ。‥」
生殖につながる性行為は
暗に肯定◎
主なる神は、
見るからに好ましく、
食べるに良いものをもたらす
あらゆる木を地に生えいでさせ、
また園の中央には、
命の木と善悪の知識の木を
生えいでさせられた。
ーーー
ただし、
善悪の知識の木からは、
決して食べてはならない。
食べると必ず死んでしまう。
そんな中
イブに
蛇からの勧めアリ
「決して死ぬことはない。‥
神のように善悪を知るものとなることを
神はご存じなのだ。」
ーーー
女が見ると、
その木はいかにもおいしそうで、
目を引き付け、
賢くなるように唆していた。
女は実を取って食べ、
一緒にいた男にも渡したので、
彼も食べた。
性愛とは
明示はされていないものの
(ここが秀逸💧)
誘惑は
邪悪なイメージの
蛇から女へ
さらに
女から男へ
「何ということをしたのか。」
ーーー
わたしは敵意を置く。
ーーー
「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。
お前は苦しんで子を産む。
お前は男を求め
彼はお前を支配する。」
抽象的ではあるけれど
いかにもおいしそうな実が
性愛であることは
わかる人にはわかる〜
さらに
(生殖に結びつかない)性行為は
神の掟に背いた行為として
強く厳しく否定
結果
アダムとイブは
エデンの園から追放される
生殖に結びつかない性は
神の意思に沿わない
そう思わせる
筆力アリ💧
この逸話によって
マスターベーションもまた
良しとされていない💧
*この箇所は後世の加筆とされています
❸なぜ
性愛や性行為が塞がれるのか?
それは
性愛が
人に
自由と活力を与えてしまうから❤️
社会の繁栄のためには
子孫は必要
でも
性愛を通じて
活性化されてしまうと
自分の感覚な嗜好が
活発になって
トップダウンの統制が
取れなくなってしまう💦
なので
いつの時代の
どんなコミュニティに
おいても
統治者に有効なのは
自分の性を活性化して
心身活発にしておくこと
他方
一般民衆は
子孫を残したあと
再び
性を塞ぎ
キキワケのいい
思春期前の子ども状態に
戻しておくことが
統治のためのキーポイント🔑💦
一般民衆の性愛は
あの手この手で
良からぬものとして
タブー感を
刷り込まれてきたんだよね
大人同士の
性愛の循環を
塞いでしまうことは
いつの時代も
ウラ社会の発露💧
その代償もまた
計り知れない