ストレングスコーチのちしきです。
ストレングスファインダー®は、自分を知るツールではありますが、実際にそれを活かすには自分のことを知るだけでは不十分なのかもしれません。
周りの人と衝突したり、すれ違ったりするときには、お互いの思考パターンの違いに起因することが多いと思います。
誰しも、人は一人ひとり違う思考パターンを持つことは十分に理解していると思います。
それでも、違うとは言っても自分にとって”あり得ない”くらい違う考え方をする人がいることまではなかなか想像できないものです。
例えば、「戦略性」を持つ人は、何かやるべきことがある時に、どうやればうまくいくかを無意識に考えます。
「もしこうなったら…」
「もしこうなったら…」
を繰り返し、先の先まで見通してうまくいくやり方を探します。
その結果、その過程で”絶対にうまくいかないやり方”も同時に見えてしまいます。
でも、「戦略性」を持っていない、特に上位に思考系の少ない方は、物事を進める前にどうやればうまくいくかということを、それほど深く考えない人がいるのも事実なのです。
それどころか、例えば「活発性」を持つ人は、
「うまくいくかいかないかは、やってみればわかること。」
と、躊躇せずに”まずやってみる”を選択します。
結果、「戦略性」の方から見ると、
「それ見たことか…(-_-;)」
を、時にやらかすわけです。
「戦略性」の方にとっては”先を見通し検討する”ということを、あまりにあたり前のこととしてやってしまっているので、”検討もせずにやってみる”人が存在することをなかなか理解できないのです。
でも、本当にそういうふうに自分とはある意味真逆の思考パターンを持っている人が存在するわけです。
もっと言えば、そういう多様な人がいて、お互い様々な役割を果たしながら社会は成り立っているのです。
だから、それをしっかりと事実として認識し、お互いがそれぞれの違いをそれぞれの強みとして認識していれば、お互いの強みを活かし合い、弱みを補い合う関係性が築けるはずです。
例えば「戦略性」の方は、そのやり方がなぜうまくいくのか、なぜうまくいかないのかを周りにきちんと説明していないかもしれません。
なぜなら、自分に見えているものは、他人にも同じものが見えているに違いないと無意識に思ってしまうからです。
そして、実際はそうではないのです。
そこを理解できると、相手に対する見方も変わってくるし、自分だけの才能を周りにどう活かすかの視点も生まれるでしょう。
このようなことが、様々な資質、そしてその組み合わせに対して起こっています。
ストレングスコーチとして、資質のプロファイリングをさせていただく際は、それぞれのケースに応じてこの部分をしっかりお伝えしています。
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