ストレングスコーチのちしきです。
ポジティブ心理学を土台とするストレングスファインダーは、弱みを克服するのではなく、強みをさらに活かすためのものです。
昨日書いたことにつながるのですが、そういう視点で自分を見ていくと、そのうち他者に対しても、
「この人の強みって何だろう?」
という視点が生まれます。
そして、こういう視点を持っていると結局は自分自身が楽なのです。
今まで、
「この人、何だか嫌だなぁ。」
と思っていたとしても、自分がその人の“嫌だなぁ”と思っていたところが、実はその人の強みだったりします。
そして、むしろそういう人達からこそ自分が学ぶべきこと、取り入れるべきことが見つかったりもします。
例えば、私の特徴的な資質の一つに「調和性」があります。
「調和性」は、率直なもの言いが苦手です。
対立を好まないので、相手に気を遣いすぎて、ついつい回りくどい言い回しになりがちです。
そんな自分から見て、対立を恐れず率直なもの言いのできる「指令性」を持つ人は、昔の私にとってはある意味“天敵”のような存在でした。(笑)
「なんでそんなに場を乱すようなこと言うかなぁ。」
みたいに思っていたので。
でも、今では率直なもの言いが「指令性」の強みだと理解しているし、以前より自分を俯瞰して見られるようになったことで、むしろ場を調和させるためにこそ時には率直さが要求されるのだと思えるようになりました。
すると、今まで自分から遠ざけようとしていたものが、むしろ自分の資質ゆえの弱みを克服するために、積極的に取り入れるべきものという視点が生まれます。
もちろん「調和性」は「調和性」のままであり、どう頑張っても「指令性」には化けません。
それでも、意識的に自分の資質と対極にあるものを取り入れることで、その資質はより成熟したものになるのです。
そういう視点が持てるようになるのも、ストレングスファインダーの良さだと思うのです。
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