常識とコモンセンス | ストレングスファインダーで強みを活かす ストレングスコーチちしきのブログ

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こんにちは。


ストレングスコーチのちしきです。


常識と、コモンセンス、日本語か、英語かで意味は同じようにも思いますが、アドラー心理学で言うコモンセンスは、いわゆる常識とは異なるようです。


そもそも、常識という言葉もかなり曖昧です。


自分の価値観で出来上がった基準に照らして内側にあるものを、そのまま常識と捉えがちですよね。


そうだとすると、常識と言いながら、実際には人それぞれに違ったりするわけで。


自分の常識と、他人の常識は違うという認識を、どこかで持っておかないと、常識を振りかざすことが、自分の価値観を他人に押し付けることにも成りかねないので、注意が必要です。


昔は、これを良くやってたなぁ。


だから、最近は常識という言葉を自分の口から発する前に、こう自分に問いかけています。


「それって本当に常識って言っていいの?自分の価値観を押し付けようとしてない?」


と。


で、アドラー心理学的なコモンセンス。


コモンセンスと対となる言葉としてプライベートセンスというのがあります。


プライベートセンスとは、プライベートな感覚、要は自分の損得しか考えないこと。


つまり、目の前で起こったことが自分にとって、自分たちにとってどんな意味があるかを考え、それに対応していくということ。


常識の押し付けも、結局はこっちなんじゃないかな。


そして、その反対にあるコモンセンスとは、範囲が自分だけの世界ではなく、周りも含めた皆という感覚。


いわゆる「共同体」全体として、どういう意味があるかを考えるということ。


例えば、他人から批判された(と感じた)場合、それをプライベートセンスで受け取るのか、コモンセンスで受け取るのかでは、大きな違いが出そうですね。


単に反応的に、自分を防御してしまうのか、それとも、今言われていることが自分の属する共同体全体にとってどんな意味があるのかを考え、行動するのかでは自ずと答えは違ってきます。


今悩んでいることも、コモンセンスを当てはめて考えると、どうなるんだろうなぁ…なんて考えているのでした。


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