ストレングスコーチのちしきです。
昨日書いたコモンセンス。
物事を、自分を含む「共同体」にとってどんな意味があるのか？との視点で考えることを意味します。
そして、自分だけでなく、組織や家庭や社会にとっても受け容れられる意味付けをしていくことを指します。
これまた言うほど簡単なことではなさそうですね。
何故ならば、「共同体」にとって…というのは、自分以外の立ち位置は、自ら想像するしかないからです。
そこには当然、自分の価値観が否応なく入り込んできます。
もし、いろんな物事に対し、
「こうあるべき」
とか、
「で、なければならない」
をたくさん持っているとすると、他者の立ち位置からのモノの見方を想像した際も、それがきっと反映されますよね。
「きっとこう考えているに違いない」
とか、
「これが彼らにとって望ましいことのはずだ」
とか。
そうなっている時点で、自分の世界をそのまま拡張し、自分の価値観を投影しているだけになってしまっているわけで、本当の意味でのコモンセンスにはなり得ないのかもしれません。
結局、そこに何が必要かと言えば、自分と他人の思考は異なるということを、徹底的に認識しておくということだと思います。
自分以外の周りの人間は、自分が思いもしないことを考えているかもしれないという、その可能性を考えておくことだと思います。
自分の考えは、自分にとっては正しいけれども、必ずしも万人にとってそうではないかもしれないと、疑問を持つことだと思います。
結局は、自己理解、他者理解を通して、人の多様性を知るということが、コモンセンスにつながる道なのではないでしょうか。
アサーティブコミュニケーション講座
久しぶりにアサーティブコミュニケーション講座を
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日時：2014年10月12日(日) 10:00-16:30
場所：国際交流会館 3F 研修室2
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