★大鮎の聖地 球磨・川辺川へ★ | FIELD又左衛門

 矢部川を後にし、一度熊本市内へ

 
熊本ラーメンの名店「黒亭」へ

着くと同時に暖簾をかたずける所で、

[スイマセンら~めん食べさせてケロ!おねげえしますだ!!]

快くどうぞ!と最終らーめんを頂きました(間に合った)
 うまか!



 次の朝
 
 
先に帰るM先生を空港へ


 
またあったね。。(3回目)


 
 くまもんコーナに目を輝かせるM先生、、この人は一体いくつなんでしょう。。

くまもんだらけなお土産コーナー、くまもん又左はおなかいっぱいです(汗)


神様仏様M先生様、名カメラマンありがとう!また後で~
 (羽田行きはプロペラ機ではありませんのであしからず)


       
 



そして、大アユ師の憧れの聖地 球磨地方へ

初日は午後から、まずはおとり獲りに川辺川へ。



途中万江川の渓流アユも気になりずっと見て回る。
 一応いろんな場所を知っておかないと遠征時は潰しが効かないので、釣りたいのを抑え

川見に徹する。これも来年へ向けたステップアップだ。
 
大きなアユもいるが一列に並び到底友釣りでは釣れそうもない。

  「魚のダンス」ものすごい数の小さいウグイだろうか?水面で踊っていた。

この川も水がキレイで気持ちが良い所です

しかし場荒れ気味?良型のアユは、かなり怯えたように障害物周りにいるのを感じた。


そして12:00

以前尺鮎掛けて竿を折った川辺川マイポイントへ

超ワクワクしてきた 誰もいない。貸切の瀬だ。

川辺川はアカツキがすこぶる良いのでチュるんちゅるんの石垢でとにかくすべる。

スパイクシューズを履き気合を入れて開始!


川辺川様!今日も安全に楽しく釣りをさせて下さいパチパチ


オトリも良く泳ぎ、オモリはかませないで攻めると・・


「が!」

ぴょん!ぴょん!ぴょん!


?・・・・なんだ?アユが跳ねたぞ!変な飛び方だな。


オトリは何もなかったように泳いでいる。。



・・・しばらくしてチバリを確認してみると、、


あれ?ハリがないぞ!・・・違う!すっぽ抜けてる!」

ハリスだけ残って針が無くなっていた。。。


実はこの時のハリは数年前に作ったハリで安いアロンの奴だった。コブもつけてない。

「かっ!なめたらいけねえ!ここは球磨・川辺だ!シャケ鮎の本場だ!」

いきなり大鮎の洗礼を受ける。

そしてハリを変え、気合を入れ直し再スタート!

さあ来い!

「ガン!」

まったく正直なアタリだ。油断してるとすぐ持って行かれてしまう川辺のアユ。

 
 元気で、オトリにはちょうどいいサイズ。アユの良い香りがします。

そして飽きない程度に掛かります。

「やっぱり川辺川!」


しかし、例年に比べ型が小さい。川辺らしからぬ人工鮎も混じる。

これはこの間の高水で、大物は下っちゃったかな?

最初やったポイントへ戻り、引き泳がせで探ると

「びゅ~ン!」

アタリが鋭いなここのアユは

そしてキャッチして良く見ると、、、

「あれ?さっき飛ばされたハリだ!これは俺のハリに間違いない!
と言う事は、飛び跳ねてたアユはハリに驚いて変な跳ね方してたんだな。
そしてまたかかったって事だ!」
 
 驚いたのはハリを飛ばした割にそんなに大きな鮎ではなかった事、

それと変な跳ね方して、遠くへ行ったアユが、また同じ場所に戻ってきた事。

如何に縄張り意識が強いかが分かります。

そして何より針を背負ってまた自分のハリに掛かると言う事

川辺川に来ると魔法のようなことが度々おこるので不思議です。

何故かアユの神様のような気配が漂う神秘的な川。

常に自然やアユに対して敬意を表し「この場で釣らせてもらっている」

という謙虚さがなければ、突如アユの神は呪いのように釣り師を襲うが如く、

「考えられない事を起こさせる」

長くなるので省略しますが

本当沢山の不思議が起こります。皆さんも経験があるのでは。


死んじゃったのもいるけど、とりあえずオトリ確保!

この日は初日と言う事で早めに宿へ





さあ!翌日は本勝負!約束の地へと向かいます。


出るか伝説の大鮎!


つづく

<タックル>
竿:ダイワ硬派剛強瀬抜9m
天井糸:がまかつ天糸フロロ0.8号ダブル
空中糸:シーガーA1号
水中糸:メタコンポ0.15号
つなぎ糸:シーガーA0.8号
鼻カン:フック鼻カン7.5~10号
廻り糸:シーガー黒フロロ2~3号 GT-R12ポンド
ハリス:フロロ2号 GT-R12ポンド
ハリ:大鮎要8.5号~10号 ドン10号






 あの人には会えるのか!
←以前川辺川で釣ったシャケ鮎です