ワニ革紹介 | 日々・・・これ楽し

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しげの日記。 趣味はカメラ、ゴルフ、その他いろいろ

ワニには 大きく分けてクロコダイル科、アリゲーター科、ガビアル科の3種類に分けることが出来ます。また、ガビアル科をクロコダイルに含める場合もあります。

当社のワニ革製品は素材別にクロコダイルとアリゲーター科のカイマンの2種類の鰐皮を使用しています。
また、クロコダイルも腹部の四角形(長方形)をした鱗が美麗に揃ったイリエワニを使用したスモールクロコ、腹部の四角形が正方形に近く少し鱗が大きいラージクロコ、さらに鱗が細かいナイルクロコを適材適所で使用しています。どれもワニ革の中でも最高級品です。

アリゲータ科のカイマンワニは腹部と背部(背ワニ)を使用します。
カイマンワニの皮革は硬く利用されにくかったのですが近年では鞣し・仕上げの技術も向上し、骨と呼ばれる硬い部分も柔らかく仕上げることも出来る様になりました。
そのため、ワニ革製品としてはお求め易い価格になっております。

背ワニはワニの背中の凸凹を活かしたタイプの革です。天然の美しい造形が人気となっております。

クロコダイルは南アフリカが原産ですが、南アフリカや東南アジアで養殖された大きくなる前のワニを使用しています。
これは養殖で成長前のクロコダイルの方が傷が少なくクオリティの高い製品を提供できるからです。 また、天然のクロコダイルはワシントン条約で輸出が厳しくなっているためです。

カイマンはアリゲータの一種となり、南アメリカが原産地となり、これも養殖されたワニが主流となっておいます。

養殖されたワニをシンガポールにある工場に運び込みます。
シンガポールでは有名メーカ、有名ブランドも多くの製品を生産しています。
これはシンガポール工場の生産品質が高いということです。今まで見てきた中でも製品品質の高さは日本製に匹敵するすばらしさだと思います。
シンガポールの工場でワニ皮製品は現地の職人さんによって一つづつハンドメイドで製作されていきます。



しげさんの日記です 塩漬けにされたワニ革が海外から輸入されてきます。



しげさんの日記です 輸入されたワニ革をドラムで洗浄しぬめりや脂肪分を取り除きます。


しげさんの日記です ワニ革に染料で着色していきます。


しげさんの日記です 着色したワニ革を研磨することで宝石のような輝きをだします。


しげさんの日記です 現地の職人さんにより手作業で裁断縫製されバッグや財布が製造されます。 製作はすべてハンドメイドになります。


しげさんの日記です 製作されたワニ革製品は厳しく検品され日本に輸出されます。



また、輸入時に検品を行い、さらにお客様の元へお届けする際の出荷時に一品ずつ細部まで検品しています。


クロコダイル、オーストリッチの財布やバッグ販売のベストアイテム