命の道(大浦から亀山間)バイパス整備促進協議会の立ち上げへ! | 浜野しげきオフィシャルブログ「伊根の舟屋|しげきのある町づくり!浜野しげきのブログ」Powered by Ameba

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京都府伊根町議員 3期目(現在:第14代 議長)。みずほ保育園/朝妻保育所・朝妻小・伊根中/宮津高校/伊根町役場/(株)油屋・NPO法人いー伊根っと/を経て現職

海の京都・伊根町の
伊根町マイスターの浜野しげきですふなやん

昨日26日に登壇しました一般質問の町長答弁を掲載させていただきます。
なんといっても、ずっと3年間、動いてまいりました「命の道(大浦から亀山間)整備について」が、ようやく僅かな光が射し、スタートラインに立つことが可能となりました。

長文ですが、ぜひご一読くださいませ(^^♪


ちなみに画像は、命の道について、京都府に対し、舟屋の里公園より現地説明をした際のものです。
伊根 命の道
1.空き家対策について
平成20年の住宅土地統計調査では、全国の空き家住宅は総住宅数5、759万中799万、3.9%となり、現在では、更に増加していると予測されます。
空き家の対策は伊根町だけでなく全国的な問題となってきております。
昨年度、区長さん協力のもと本町の空き家外観調査を実施した結果、195件の空き家が確認されました、約20%となり全国平均を大きく上回っております。
この状況から見ても空き家対策を講じなければ、空き家が放置され、農山漁村の町並みが崩壊していくことに危機感を感じていることは、本町のみならず全国何処の市町も同様であるうと考えております。
そこで、1点目、危険な廃屋の撤去に向けた所有者への指導、勧告、撤去を条例制定も含め、行う考えはないかという質問についてですが、現在、「伊根町廃屋、空き家緊急対策検討会」を設置して、区長協議会長さんや地域団体、経済団体から委嘱させて頂いた委員さんと共に検討を行っているところです。
検討会でも、危険な廃屋を危惧する意見が多数出され、その対策は急務であると認識しているところです。
しかしながら、昨年、今年と町内の空き家の状況調査を行ったところ、未登記家屋や登記がある家屋でも相続登記がなされずに何代も前のままの名義となっているものなどが数多くあり、現に所有する者、つまり「所有者」を特定することができないのが現状です。
税務担当においては、法律の規定により職権で相続等の調査を行う権限を有しており、「所有者」を把握しておりますが、個人情報保護の関係上、現行の戸籍法の規定では、地方自治体が行う空き家対策においては、その調査を行うことはできないと認識しているところであり、当然のことながら、税務情報を利用することも不可能であると認識しています。
議員ご指摘の、所有者への指導、勧告、撤去を行う条例については、一部自治体では既に制定されている事例もありますが、その「所有者」を把握する方法が難しい現状において、制定しても実効性が乏しく、桧に描いた餅に成りかねないという観点から条例制定は見合わせているのが現状です。
国においても、空き家対策に閲する様々な施策が検討されており、空き家対策に税情報が閲覧できる特別法が議員立法で提出された経過もあるように聞いておりますが、最終的は廃案となったようです。今後も国の動向に注意しながら、空き家対策は進めてまいりたいと考えています。

2点目、固定資産税の増額措置に関する質問ですが、本町は、地方税法の規定に基づく伊根町町税条例に則って、公平・公正に課税を行っています。
増額措置は考えておりません。
また、我々も固定資産税を6分の1にする固定資座視の課税標準の特例の撤廃を町村会を通じ要望しておりますし、国においても空き家対策の関連で固定資産税の課税標準の特例の見直しが議論されていると聞いております。
町独白の増額措置ではなく、国の動向を見守り、それに沿った対応を考えています。

3点目、空き家を町が買い上げ、または借上げ、資金を役人して事業を行う者に貸し出す考えがないかとの質問ですが、この件についても、「伊根町廃屋、空き家緊急対策検討会」で、空き家活用について調査、検討を行っているところであり、まずは事例を創るべく、町全体のなかでも、伊根地区、空き舟屋の活用を検討しています。
複数の事業者から、舟屋の空き家を活用する、したいとの提案が担当課へはあるようですが、その関わり方、提案の形などを研究して、本町の地域性にあったもの、舟屋を活かした事例を創りたいと考えています。
町が直接手を出すのがよいか、民間の活動を支援するのがよいか、議員がご指摘になっている方法も含め、この点についても今後、検討をすすめていきたいと考えております。

4点目、空き家管理や地域課題に取り組むまちづくり会社の立ち上げについてですが、この件については、「海の京都」の関係でも色々な議論がされていると報告を受けているところです。
現段階では、町がまちづくり会社を立ち上げるつもりはありません。
民の方々がまちづくり会社を立ち上げ、その「支援」をしてほしいという提案であれば検討させていただきます。
その際には、先の質問の空き家活用への取り組みも検討いただき、行政に頼らずとも運営していける方法を検討していただければ、町としてもできる限りの支援を検討させて頂きたいと思います。


2.命の道(大浦から亀山間)整備について
次に、大浦から亀山間の府道整備についてのご質問ですが、本地域の道路整備につきましては、コースはともあれ、京都府に府道バイパスとして要望しているところでございますが、残念ながら優先順位は甚だ下位であります。
また、山の稜線の外海側なら良いが、家屋裏の道路というのは、急傾斜工事を施したその上部で大きな土木工事をし構造物を造るということで、大きな地震で無くとも、近年頻発する集中豪雨等による甚大な災害の基となりかねない。
現実に町道亀島本庄浜線では、台風や大雨の度、何か所も落石や土砂崩れを起こしている。
亀本は下に民家がないからいいものの、首長として、家屋裏の道路新設は、京都府のお墨付きを頂いたとしても賛同しかねるものです。
また、亀山から海岸沿いをそのまま亀島本庄浜線につなぐことは、ルートから見ると絶景の景勝地であり、ムフジュ舞台を経由すればなお素晴らしいものとなると思うが、それを京都府が府道のバイパスと認めてくれるのか問題であります。町道として行えと言われても、事業費が莫大になり、実現は極めて厳しいと考えます。
そうではあるが、私も府に地域の要望としてお伝えはしている。
しかし、地域の要望実現のためには、地域が一体となって活動をしていくしかないと考えます。
近年は、伊根地区区長会の要望事項に上がるには上がっておりますが、その場でお聞きすると皆さん黙られます、熱意が伝わって来ず、本当に伊根地区区民総意の要望なのか疑問に思うことがしばしばであります。
そういった点からも、先ずは、地元が、過去の養老・伊根バイパス今節人バイパス整備要望に倣って自らの協議会(促進協議会)を立ち上げて、活動を積み上げていくことが大事な事であります。
そうすれば、町の応援体制も組め、今以上の要望活動もできるというものです。
今年度の伊根地区区長協議会からの要望懇談時に投げかけてみたく考えています。

町議会議員は何でも相談屋なんで、遠慮なさらずにお声かけくださいませ!
まずはお電話を(^^)/



い~伊根っグッド!



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皆さんと同じ手で、自分も汗まみれになって働き、そしてこの町の進むべき道を指し示します。


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