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京都府伊根町議員 3期目(現在:第14代 議長)。みずほ保育園/朝妻保育所・朝妻小・伊根中/宮津高校/伊根町役場/(株)油屋・NPO法人いー伊根っと/を経て現職

海の京都・伊根町の
伊根町マイスターの浜野しげきですふなやん


本日26日の9月定例議会では、決算認定の討論にも登壇します。

もう少し、時間がありますので詰めないといけませんが、現時点での読み原稿です。

伊根 議員

議案第42号 平成25年度伊根町歳入歳出決算認定について、討論をいたします。


当町は自主財源に乏しく、地方交付税等に依存した財政運営の中で、町理事者はもちろん、職員各位、関係者の努力、町民の皆さんの協力により、伊根町民の幸せづくりをすすめるための子育て支援、福祉、教育、社会資本整備、また安心・安全に関する事業など、決算規模が現すように前年度以上に積極的に事業を取り組まれたことは十分に評価に値すると考えます。
平成25年度も緊急性の高い事業については迅速にスピード感を持って補正し、政策に沿った事業や取り組みが進められました。
財政面では一般会計において歳入総額32億2775万円に対し、歳出総額30億4643万円と、形式収支では約1億8132万円の黒字であり、繰越明許を含む繰り越すべき財源を差し引いた実質収支でも約1億830万円の黒字決算であり、健全な財政運用がなされたと理解しております。また、平成25年度決算の起債現在高は、前年度と比較して7178万減額し、基金は3億2455万と増額しました。
堅実かつ良好な決算と思いますが、依然として自主財源の乏しい中で、当町における経済状況は疲弊し続けており、地方交付税等に依存した財政運営という先行き不透明な情勢が続く中で、大変厳しい状況に変わりはなく、人件費、扶助費及び公債費等の義務的経費の動向に配慮し、更なる財政基盤の強化を図り、各施策・事業の緊急性、必要性・重要性等も見極めた上で、限られた財源の重点配分と効率的・効果的な経費支出に工夫を重ねられ、すべての面において、ますますの勇気ある改革と見直し、節減が引き続き必要であります。


事業では、管理経費の更なる節減は基より、町内の住宅の新築・改修等に要する経費に対し補助し、1億円近い、地域内の経済効果を創出した住宅改修助成事業、学校改築や伊根地域での漁業集落排水事業、道路整備、設備整備などの多くの事業、福祉施策の充実、また、その他の補助や助成、教育や災害対策に係る対応など、町民の視点に立った事業や地域の課題解決を図る事業などを厳選し、真に必要な事業に重点的に配分することを基本とし、事業の選択と集中に努めた行政改革に取り組みなど、事業の必要性や効果を十分見きわめたきめ細かい充実が図られたことは、大変、評価すべきであります。


しかしながら、今回の決算においては、実質的な収入未済額が前年度末より増えております。漁港使用料、住宅使用料、水道使用料、下水道使用料の未済額が担当課の大変なご努力の中で減少する中で、住民生活課、保健福祉課の収入未済額は理解に苦しみます。
特に、決算質疑の中でも発言しましたが、介護保険特別会計並びに後期高齢者医療特別会計の不能欠損額は、税及び料金のもつ、負担の公平性が確保されたかというと、全く確保されず、本議案のこの二つの特別会計の保険料の部分に対する説明責任を全うすることはできず、本部分については、とうてい承認することはできません。
保険制度は、国民皆で支え合う制度です。今回、介護保険料では、3名分の保険料が不能欠損処理された。1名については行方不明、2名については、単なる徴収できなかった時効である。保険料は地方自治法の規定により、地方税の滞納処分の例により処分することができる徴収金です。徴収できなかったので、不能欠損処理では、被保険者間の負担の公平を確保することはできない。
滞納となっている保険料を放置しておくことは、納期内にきちんと納付していただいている大多数の善良な納付義務者との公平性を欠くことになります。また、滞納が多くなることは、財政を圧迫し、住民サービスに支障をきたすことにもなりかねません。
本議案は会計全般を認定するか否かの議案ですので、全般では認定することに賛成しますが、今後は、このようなことがないように、法律を正しく理解するとともに、庁舎内でも、情報の連携強化や、職員スキルの向上、京都地方税機構と連携を密にするなど、負担の公平性を確保するためにも、平成26年度以降、安易に不能欠損することがないよう、また、収納率の向上に向け、積極的な収納業務に努められたいと思います。


また、納付のあった入湯税を環境衛生施設、消防活動に必要な施設の整備、観光振興に必要な経費の財源となる入湯税管理基金の決算年度末現在高は1577万円となりました。
入湯税のほとんどは、観光客よりいただいた税金です。お隣の京丹後市では入湯税を活用し、木津温泉駅に足湯が整備されたり、入湯税が目に見える形で活用されています。
町民からも温泉を活用できないといった声もあります。
当町には、奥橋立伊根温泉第4号泉源、毎分159ℓの温泉のくみ上げ能力は日量に換算すると、228tが可能であり、既存施設以外への供給能力は、十分余裕があります。
せっかくの温泉源ですので、町民、観光客にも目に見える事業での入湯税の活用をご検討いただくことが必要ではないかと思います。


昨年度も申しましたが、本年度も一部の事業が繰り越され、また、事業実施が執行まで想定できないような時間を要した事業も見受けられました。予算の進行管理に基づき、予算執行にあたっては、スピード感を持って押し進めることが必要だと思います。

町長が合言葉のように職員に訓示される「いままでは」の感覚を捨て、「これからは」の意識、職員自ら地域の課題をみつけ、対策を考え、実行し評価する自立的な仕事に基づき、独自のあるべき形を、自ら考え構築することが、町民の行政に対する期待の高まりに繋がるものだと感じております。


特別会計の一部の科目については厳しいことも述べましたが、希望あふれる伊根町へ、将来を担う若い世代や子供たちに引き継いでいくためにも、今後、一層の行革の推進、各種計画に沿った施策の充実、それに対し、決して留まらず、着実に堅実に、渾身の努力がなされ、「たくましく、やさしく、誇りある伊根町」となることを大いに期待し、賛成討論とさせていただきます。


町議会議員は何でも相談屋なんで、遠慮なさらずにお声かけくださいませ!
まずはお電話を(^^)/



い~伊根っグッド!



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皆さんと同じ手で、自分も汗まみれになって働き、そしてこの町の進むべき道を指し示します。


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