顔が割れている仏像 | 美声・美食・美貌のBiwa湖日記

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食べることが大好きな「びわボイス」代表ボイストレーナー 郷 千里のブログです。
『太っていても健康だ』をモットーにジムで体力つくりと、野山で古跡めぐり、各地での道の駅めぐりが趣味です。
日常の出来事や、美味しいもの・温泉などとの出会いも書いていきます。

宝誌立像と言う珍しい仏像があると聞き見てみたい!

と思っていたのですが流行病もあり…

行けずにいましたが、今はもう展示していないのかしら?

 

2018年ごろは京都国立博物館に展示されていたということでした。

 

 

 

実在したと言われる中国の僧・宝誌和尚が自らの面の皮を指で裂き、

十一面観音の容貌を現したという伝承によるらしいです。コワイ。😱

顔の中央が縦に開き、中より出てくるのは仏で…

 

だから、宝誌立像と言いますが、仏像なんですね。

 

法華経の中にも書いてあるそうですが

人が剥けるとその中に仏がある。。。

我身即仏…大乗仏教の核心です。

 

人間の脱皮の瞬間なんです。

 

凄いな…

 

元々は京都の西往寺にあったそうですが

京都国立博物館に寄託されているそうです。

 

昔、新潟に見に行った木喰さんの彫った仏像に

彫りの感じがよく似ています。

素朴で柔らかい質感がとても好きです。♡

 

 

 

 

海が破れるのよ〜…ではなくて

 

顔が割れるのよ〜♪ 仏が出るのよ〜♪

これぞ神様〜、南無阿弥陀佛。

 

 

今年は食だけではなくて、いろいろ文化遺産も探索して行きたいです。

湖北には沢山有名な観音さんがいらっしゃいます。

 

 

今日は久々に冷えます。

体調にお気を付けて、良い一日をお過ごしください。