英語で人前でスピーチする話 その2 | 滋賀トーストマスターズ

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ども、エーちゃんです。

 

さて、1次原稿についてもう少し詳しく説明した方がいいですね。エーちゃんは、原稿の形式を決めています。(1) Wordで作成する、(2)フォントMeiryo UI、フォントサイズ18を使う、(3)1枚18行とする、です。この文字サイズが、エーちゃんの老眼にちょうどいい感じなんですよ。これで4枚半から5枚がベストのスピーチ分量です。

 

さていよいよスピーチ練習です。まだこの段階では頭に入っていないので、原稿を片手に読むことになります。あえて時間は無視します。最初に決めることは、(1)強調する箇所、(2)声色を変える箇所、ですかね。仕事のできる安倍総理がアメリカでスピーチしたとき、このような原稿だったそうです。

 

 

彼はエバーに赤丸を打ち、そこで声を張ることを決めておく。そして会場からの拍手を待つ箇所を決めておく。こうした事前の準備があって、彼は「世界のAbe」として活躍できたんですね。ネイティブでない日本人にとって、英語でのスピーチは大変なことなんです。準備をし過ぎるということはない。

 

エーちゃんは、自分が初めて聞いたときに、自分の話している内容が理解されるだろうかという視点で考えます。難しい表現を使いたくなりますが、内容が伝わらなければ何にもならない。エーちゃんがよく使うテクニックは、段落の締めに、感情を表現する文を追加する手法です。例えば、①オジさんに会った。②彼は~で、こんなエピソードがある。という文章構造があるとします。

②が聞き取れなかった人は、そのオジさんに会ってエーちゃんがどう感じているのかが分からなくなる。これがヒアリング迷子です。

 

こうしたことを出来るだけ防ぐために、エーちゃんは、③そのオジさんに会うと、私はいつも嬉しい気持ちになります。というようなヒアリングしやすい感情を表現した文を添えるようにします。こうすることでヒアリング迷子は目印を見つけることができ、「エーちゃんはオジさんに会えて嬉しいんだな」と理解し、続く文章を安心して聞くことが出来ます。

 

そうした添削を1次原稿に加えていくことで、ようやく完成原稿になります。今までの経験では、少し分かりやす過ぎるかなという文章がちょうどいいみたいです。そういえば、アメリカ大統領の一般教書演説も分かりやすい英文ですよね。

 

エーちゃんの感覚では、1次原稿の完成時点で全作業の約半分というイメージです。スピーチ練習は出来るだけした方がいいのでしょうが、エーちゃんは原稿なしでスピーチできるほどのレベルに達していません。この先のノウハウは、むしろエーちゃんが教えてほしいですなあ。頑張れエーちゃん!負けるなエーちゃん!