(市庁舎の前に、ひっそりとある像です)
現地について思ったのは、
明日、ポスターセッションが終わったら、Bremenのトーストマスターズの例会だけど、
ちゃんと場所わかるかな?
というものでした。
Googleマップで例会の場所はチェックしてあります。
歩いて、20~30分くらいかな、と当りはつけましたが、
例会は夕方の7時くらい。
外が暗かったら、場所わからないかも、と思うと不安でいっぱいです。
そこで、「よし、どんなところか、下見に行こう」と思い立ち、
早速、歩いて行ってみることにしました。
普通の街中をてくてく歩いていきました。
路上駐車の車の横を、てくてくと歩いていきます。
バスが通るたび、「あー、バスにすれば」と思いましたが、なにせトラムも平気で
ストライキで止まってしまう国です。バスなんて信用できないし、大体、〇〇系統と
書いてあっても、どこを走るのかよくわからないのです。
Googleマップって、便利ですけど、やはり、肌で感じる土地勘と、地図の上の表示は
別のものです。
しゃれたマンションなんかを珍しそうに見ながら、Googleマップを信用して
ひたすら歩いて生きました。
そのうち、結構広い道路に突き当たってしまいました。
「この辺のはずなんだけど」と思いながら、いくつもの道路が交わる交差点を
あっちに渡ってみたり、こっちに戻ったりして、うろうろ。
「Googleマップだと、交差点の手前になってるし、そうだよな、あそこにある
コンビニのそばだよな」
と歩いていくと、コンビニのそばに、小ぶりの建物が建っていて、その入り口には
何やら、人を募集するような張り紙が貼ってあるのに気が付いたのです。
「あっ、ここじゃん」
でも、入り口はカギがかかっていて、開いていません。
また入り口には暗唱キーのようなものがあります。
そうか、日本と違って、どこも暗唱キーを入れないと、中に入れないんだ。
明日、来た時、ちゃんと入れるかな。
「とにかく、この場所をちゃんと記憶しておいて、まずは明日、ここにこなくちゃ」
と思って、その日は、来た道をてくてく帰ることにしました。