こんにちは。
みまもりスタッフの島田です。
まだまだ残暑が厳しいですね。
今日は、自宅のトイレで倒れている所をヘルパーさんに発見されて、緊急搬送された会員様のお話。
約1か月後に無事退院されて、そのまま施設(グループホーム)に入居されました。
この方、御年90歳のご高齢にもかかわらず、お独りで住んでらしたんです。
訪問に伺うと必ず、押し入れから座布団を出してくれ、マスクをされチョコンと座る姿が可愛い人。
体調を聞くと決まって「しんどいです」との返事。
「足はどうですか?」
「痛いです」
聞いた事に対してハッキリ受け答え出来るけれど、私が誰か分からない💦
月曜日~金曜日まで、訪問介護の方や、ヘルパーさんが出入りしていたので、発見されたのが早くて大事に至らなくて良かった😊
発見が遅れると、死亡のリスクも高くなるし、誰にも気づかれず。。。。。孤独死なんて事も。
2024年1〜3月に警察庁が集計した、一人暮らしの自宅で亡くなった65歳以上の高齢者は約1万7千人。
これは、自宅で亡くなった人の78%を高齢者が占めているそうです。
独居高齢者の数は増加傾向にあり、2022年の時点で、約665万人の高齢者(65歳以上)が一人暮らしをしていると報告されています。(内閣府ホームページより)
これは全高齢者の約19%を占めているんですって。
国立社会保障・人口問題研究所がまとめた推計では、2050年には65歳以上の一人暮らしが1084万世帯に。
全世帯の5軒に1軒を占めるそう。
ますます高齢化社会に、なっていきますよね。
孤独死なんて事にならない様に、私達のような見守りサービスの利用や、福祉サービスを利用して欲しい。
一命を取り留めた会員様の、入居された施設に荷物を届けにいくと、以前よりもお元気なお姿で迎えてくださいました。
食事量も増えて、パクパク食べているそうです。
寂しい一人暮らしよりも、お仲間が居る方が、いい意味で刺激が有って良いかもしれないですね。