放課後等デイサービスで
働く作業療法士です。
大学院卒業後から
ずーっと放課後デイサービス。
今まで出会った子
周りの大人たち
私のこと
思いのままに書いています。
良ければ読んで行ってくださると
嬉しいです。
こんばんは。
今日は発達状態について。
目の前のお子さんを支援する時、
まず何を考えますか?
私はまず
どんな子なのか。
考えます。
いわゆる評価ですね。
これを見誤ると
目標、支援方法
と、次々間違っていきます。
で、評価は
ざっくりとも大事ですが
細かければ細かいほどよいかなと
おもいます。
いつかの春にやってきた女の子
Rちゃんとしましょう。
Rちゃん、学校から持ってきた宿題は
ひらがなのなぞり。
一年生らしい宿題ですね。
。。。まったくやりません。
理由を探ります。
ひらがななぞり
に必要な能力はなんでしょうか。
※身体的には
生活のし辛さを抱えていない前提です
身体的に生活のし辛さがある子は
別の支援が必要な場合もあるし
逆にいらない支援もあります
①着席し両手が動かせる
床に座っておもちゃで遊ぶ。
②椅子に着席し両手が使える
椅子に座っておもちゃで遊ぶ。
③道具が使える
殴り書き、スプーンで口元へ。
④縦線、横線、丸、折れ線を書ける
⑤何か意図して書ける
ママでもアンパンマンでも。
⑥真っ直ぐなせんがなぞれること
はみ出てもOK。
⑦ぐるぐる、交差がなぞれること
はみ出てもOK。
これくらいでしょうか。
あわよくば
⑧ひらがなに興味があること
なにやらミミズみたいなお手紙くれる。
これらを評価して、
できないなら、
どこまでならできるのか
探ります。
Rちゃん
①〜⑤はできてました。
でも⑥、⑦ができません。
その状態でひらがなをなぞらせると
、、、苦手意識がでますよね。
さて、なぜでできないのしょう?
⑦は腕の成長がまだ未発達なので、
うで、手首、手、指の調節
ができませんでした。
そんな子に細い鉛筆はむりです。
調節を促す療育
も必要ですがひらがなをなぞらせたいので
とりあえず持ちやすい鉛筆に変えます。
⑧は経験不足なので
課題を作成し、交差する感覚を
繰り返します。
元々支援があれば学習はできる子なので
⑦、⑧を克服したら
あら不思議
ひらがなのなぞりも
嫌がらなくなりました。
ここに書くと多くなるので書きませんが
上記のことだけではなく
色んなことを⑦、⑧に対して
行いました。
ただ、なぞることはできても
実際にかけるか
使えるか
読めるか
はまた別のお話です。
それぞれに対して
細かく評価して
細かく支援しないと
いけないかなと思います。
よく全部一緒にやっちゃう
よくばりな先生がいますが、
ひとつずつ
あせらず
一歩一歩
成長をうながして
ピースを集めましょう
時期が来たら
いろんなピースを組み合わせて
生活に使っていきましょう。
そんな支援ができたら
あせって
ぜーんぶやるより
結果的に近道じゃないかなと
思います。
また、ひらがな
なぞれないから
運筆練習のプリント!
と安易に手を伸ばすことも
あるかと思いますが、
そんな時もしっかり評価して
課題のレベルを下げるのが正しいのか
どの程度まで下げるのか
しっかり考えられたら
いいですね。
ありがとうございました!