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今尾忍の日記

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        令和六年四月十九日


大師堂 今回レポートの最後は、中野不動尊こと真言宗豊山派明王山宝仙寺 です。


関東三十六不動の第十五番札所になります。


仁王門を入ると三重塔と明王堂が目に入ります。


大師像三重塔の奥には御影堂が有り、約三メートルの弘法大師像が安置されています。

通常の弘法大師像とは異なり、法界常印の中に五輪塔を持っています。

後背や背面左右に金剛曼荼羅、胎蔵曼荼羅がみえます。

三重塔の中には金剛界大日如来が祀られていることから、本像は胎蔵界大日如来の化身を顕している御影像と思いました。
明王堂


明王堂は実質の宝仙寺本堂になります。


中尊はお不動様ですが、五大明王が祀られています。


寺伝によれば、もとのご本尊はお不動様一尊だったようです。

御本尊
明王堂の中には入れませんでしたが、小さな窓から内陣を拝することができます。


わかりにくいですが、堂内奥に護摩壇が有り、五大明王が祀られ、その中尊にお不動様のお姿がみえます。



役所跡
仁王門入ってすぐの三重塔の横には、中野町役場跡の碑が立ちます。


その奥は墓所となっており、向かいは葬祭場になっています。現在は学校経営と檀家寺の経営で成り立っているお寺です。




花園神社2
代々木八幡宮から新宿に出まして、内藤新宿鎮座花園神社 にお参りしました。


江戸時代は真言宗豊山派愛染院住職が別当を勤めていた神社です。

御神体はお稲荷さまでしょうか、旧称は稲荷神社であったようです。
花園神社1
お参りの日は酉の市の前後だったらしく、七五三以外の参詣者は少なかったのですが、ご覧のとおり境内は酉の市のお祭り飾り一色となっておりました。


近くには内藤家菩提寺で江戸六地蔵・江戸三閻魔の札所でもある浄土宗太宗寺があります。


かつての内藤家のこの地域での影響力を知ることができる、聖の一つであると思います。



代々木八幡1
今回も小田急線から寺社参拝に出ました。

よくロマンスカーを使うのですが、今回はロマンスカーどころか急行も停車しない場所なので、各駅停車で行きました。


駅名にもなっている代々木八幡宮 です。



代々木八幡2
ここは石器時代の遺跡が境内で発見されたことでも有名です。


現在はたて穴式住居を復元したり、当時の様子を境内にモデルケースを構えて展示しています。




代々木八幡3
拝殿はそれほど大きくありませんが、隣には小さいながらも存在感のある出世稲荷様も鎮座されています。


江戸時代まではお隣の天台宗福泉寺が別当寺であったようです。


御祭神は応神天皇が主座で、厄除けのご利益もあるそうです。

参拝した日はまだ11月中でしたので、七五三の方々も多かったです。


次回から2回は新宿、中野の寺社をレポートしていきます。





私度僧の寺社巡拝記-大聖寺文化財
現在、関東産十六不動尊巡りは二巡目になります。


過去のレポートとかぶる部分もあると思いますが、ご寛恕いただければと思います。


最近地震の多い千葉に行ってきました。


私度僧の寺社巡拝記-大聖寺不動堂
ここ大聖寺は「浪切不動尊」とも呼ばれます。

立地は海抜の低い場所で、大津波がきたらまず流されるだろうと思える場所です。


そこに鎮座される浪切のお不動様は、きっとこの周辺地域を津波の恐怖からも護ってきたのではないでしょうか。
私度僧の寺社巡拝記-大聖寺御本尊
藁葺き屋根の不動堂は文化財です。

御本尊は秘仏ですが、お前立の御影を拝することができます。


その他、山門前には観音堂、本堂前には小さな湖のような池があり、心洗われます。


お寺は今は檀家寺ですので法事・法要が入ると住職が留守になる可能性があります。遠方からお参りの際には住職もしくは寺族の方が居るかどうか確認してから行くと良いかもしれません。




私度僧の寺社巡拝記-火伏せ不動
伊勢原参りをレポートしている最中、なんと師走に入っていました。


ご高覧の皆様もお仕事その他、ご多忙とは存じます。


伊勢原の火伏せ不動尊は、小さな地域の聖です。


もとは修験道の行者が開いた立派な祈願寺が始まりのようです。


私度僧の寺社巡拝記-火伏せ不動縁起
由来を拝すると、文化13年の伊勢原の大火事が、この不動尊の前でぴたりと止んだとのことです。


この奇跡を信仰心深い伊勢原の人々は、お不動様の加持力と信じ、以後寺院は廃寺になっても御本尊は大切にお護りしてきたのでしょう。
私度僧の寺社巡拝記-火伏せ不動ご本尊
ガラス越しではありますが、御本尊の写真です。


私度僧は撮影禁止となっていない限り、御本尊の写真を撮らせていただいています。

お参りできない人が世の中には数多と存在するからです。


また私度僧自信も、首都圏とはいえ場所によっては一期一会の思いでまわっているからです。


有名どころだけでなく、このような地味でも地域に根ざした聖もお参りしていきたいと思いました。