今回レポートの最後は、中野不動尊こと真言宗豊山派明王山宝仙寺
です。
関東三十六不動の第十五番札所になります。
仁王門を入ると三重塔と明王堂が目に入ります。
三重塔の奥には御影堂が有り、約三メートルの弘法大師像が安置されています。
通常の弘法大師像とは異なり、法界常印の中に五輪塔を持っています。
後背や背面左右に金剛曼荼羅、胎蔵曼荼羅がみえます。
三重塔の中には金剛界大日如来が祀られていることから、本像は胎蔵界大日如来の化身を顕している御影像と思いました。
明王堂は実質の宝仙寺本堂になります。
中尊はお不動様ですが、五大明王が祀られています。
寺伝によれば、もとのご本尊はお不動様一尊だったようです。
明王堂の中には入れませんでしたが、小さな窓から内陣を拝することができます。
わかりにくいですが、堂内奥に護摩壇が有り、五大明王が祀られ、その中尊にお不動様のお姿がみえます。
仁王門入ってすぐの三重塔の横には、中野町役場跡の碑が立ちます。
その奥は墓所となっており、向かいは葬祭場になっています。現在は学校経営と檀家寺の経営で成り立っているお寺です。