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“タワマン女性刺殺”の事件、最初にテレビのニュースで見たときは、女性を滅多刺しにして平気でいられるような恐ろしい殺人鬼による犯行かと思いましたが、どうやらそうでもないみたいで…。




殺された平沢さんは2021年当時、「結婚する気があるならお金をもってこい」って言ってたとか。


それで大事なクルマやバイクを売却して捻出。





めっちゃカスタムして育て上げた、世界に1台だけのNSX。



エンブレムとダッシュボードの感じから、国外輸出向けのアキュラの左ハンドル仕様でしょうか?




そもそも初代ホンダNSXって言ったらMRレイアウトにアルミニウムの軽量ボディをまとった本格スポーツカーで、発売当時の新車価格が1000万円という、当時の国産車史上最高価格で取引されたスーパーカーですよ。




90年代の国産スポーツカーって今世界中で大人気らしくて、状態が良いものだと新車価格すらも平気で上回りますからねえ。



もしこれ、ハイエンドモデルのTYPE-Rだったら今一体いくらくらいするんでしょうか…。






もう一台の愛車であるバイク、ホンダNRの方も限定300台の販売台数でバブル崩壊末期に登場した伝説的バイクだそうで、プレ値がついて1000万円以上で取引されてるそう。






和久井容疑者のSNSの画像なんか拝見してると本来この人って、趣味:クルマ・バイクって感じの人じゃないですか。




ホンダの超希少モデルのクルマとバイクをお揃いで同じレッドにカラーリングして。



SNSにはクルマとバイクの画像しか上げてないですし。





しかも20年以上も乗ってきたというのですから生活の一部、なんならもはや体の一部と言っても過言じゃないくらいの愛車。それを売るというのは相当な覚悟。




であれば売らせたほうも相当な覚悟を持ってなきゃいけなくない?








とは思うのですが、和久井容疑者がこの女性に貢ぎ続けることは不可能だったのだろうなと思います。

そして、それこそがこの事件の根本的原因であって。




これほど希少価値の高いクルマとバイクなんですから、売却して1000万円以上のお金を一時的には手にすることができたでしょう。




ですから、「結婚する気があるならお金をもってこい」

という要求には応えることができるはずなんですが、だけどその蛇口をひねることができるのは最初の一度だけ。





もともと和久井容疑者はバイク便の仕事をしていて、4年前からは配送業をしていたということですが、配送業で得られる収入の相場から考えれば、大金を平沢さんに貢ぎ続けるのはどう考えても無理に等しい。




厳しい言い方になってしまいますが、平沢さん側からすれば、財産を売却して出涸らし同然になった和久井容疑者自体はもう不要なのでしょうね。



スーパーカーもないし、お金もこれ以上は出てこなさそうな彼に価値を見出せないから。



そもそも出会いのきっかけは平沢さんが働いていたガールズバーに和久井容疑者が客として訪れたところから始まるみたいですけど、どうなんでしょう、新宿のタワマンに住んでる女性からすればヴィンテージのスーパーカーに乗った金持ちのセレブにでも見えたのかなあ。



もしそうだとしたら、最初から確信犯的にクルマを売却させたのではなく、最初はパパ的な存在として狙ったとも考えられませんか?





でも近づいてみたら和久井容疑者は実際には全く金持ちセレブではなかった。





実家暮らしで独身だったから趣味にお金を注ぎ込むことが出来ただけであって。


金持ちでもなんでもなく、クルマとバイクしか知らない、女性慣れしてない50代の実家暮らしの独身男性。




自分には結婚なんてどうせ無縁だと、乾き切っていた心に潤いの一滴を垂らされてしまえば、一度知った蜜の味は忘れることができない。





お金目当てで近づいてきた女性に本気で恋してしまって、大事な愛車を売ってお金を捻出して。




平沢さんの側からすればもしかしたら、パパ活なんてとんでもない、とんだ見当違いの男だったとあとで気付いて。


勝手にクルマ売って勝手にお金作ってきたから、もらうもんはもらうけども。みたいな。



例え、俺は大事な愛車まで売ったんだぞって思ってたとしても、え、クルマ売らなきゃお金の工面できなかったの?!っていう齟齬がもしかしたらあったかもしれないですよね。




和久井容疑者がそれまで愛車にかけていた愛情と同じだけの想いを、いやそれ以上の想いを女性に傾けようとするも、向こうからすればもはやステータスのクルマすらもないただの中年男性。








新宿のタワマンに住んでるガールズバーの25歳の女性


この生息地や職業から考えてもわざわざこの子が好き好んで選ぶ男性ではないだろうと、普通は想像がつくものだろう。申し訳ないが。






21年12月16日の和久井容疑者のSNSには

『20年9ヶ月乗ったNSXを手放しました』との記載。



同じ12月に平沢さんは、「(和久井容疑者に)しつこく言い寄られたり、自宅の前で待ち伏せされたりする」と警察へ通報。



それでも待ち伏せがやめられなくて、2022年5月にはストーカー規正法違反の疑いで逮捕(その後、起訴猶予で釈放)。




和久井容疑者の重い重い愛情は、重量をそのままに憎悪へと変化していき、ついに刺殺。その場で現行犯逮捕。






犯行の動機を訊かれると、「体を傷だらけにしてやろうと思って刺した」と。







いやあ、もはや失うものなど何も無くなった人の反撃は怖い。








まあねえ、金を作るにはこれを売るしかないと思い込んで、クルマとバイクを売ってもさ、その蛇口は一回こっきりなわけよ。



世の中にはそんなチャレンジングな事しなくても、何度も蛇口をひねれる人がいるわけじゃん。本当の金持ちセレブがさ。



だから一世一代の大勝負に出てもさ、金銭を要求してくる女を前にして、それは続けられないわけ。



どっかから何度も蛇口をひねれる人が現れたら敵いっこないんだから。



世間では頂き女子リリちゃんと比較して、平沢さんのやり方が上手くなかったとか、和久井容疑者が可哀想だとかの意見もあるけど、どうなんでしょう?



仮にもこの女性と結婚できたとしても、いつまで関係を保てるかなんて占うまでもなく分かるでしょ?



どっちが悪いとか、どっちが可哀想とかではなく、どっちも可哀想だよ。




 

 僕の想像でしかないですけど、もしかしたら最初に和久井容疑者のことを金持ちだと誤解した平沢さんと、「わかった、金さえ用意してこの子の夢を叶える手伝いをすればいいんだ」って勘違いして愛するクルマを売っちゃった和久井容疑者っていう構図がある様な気が。




やっぱりねえ、一回だけ用意できる大金と、何度でも生み出せるお金とでは意味が違いますよね。



そうとは知らずに持ち物だけを見て、金持ちかも!って誤認して、近づいて甘い蜜を見せて。




甘い蜜の味を知ってしまったという意味では、和久井容疑者はそういう意味では可哀想なんだけど、別に女にハメられたとかではないと思うんですよね。


ハマったというのが正しいのかな。




身分不相応なんだから初めからやめとけば良かったんだけど、きっと砂漠のオアシスだったんだろうなあって。



それも底なし沼の。







まあ、お金を貢がれるほうも、そのお金の工面の仕方っていうか、捻出方法の背景まで想像できないと、お金と一緒に恨みまで買っちゃうよって話で。



そういう意味では頂き女子リリちゃんと同じですよね。あちらは恨みを買って懲役でお支払い。


こちらは恨みを買って刺殺でお支払い。



恨みを買う金の稼ぎ方では、お金と一緒に人の怨念まで付いてくるので、いつかツケをお支払いしなきゃならんのを考えたら、あまり恨みを買う稼ぎ方は良くないですよね。



どんなお金を稼ぐのか、金が人から人へと移動することで、誰にどんな感情を抱かせるのか。



同じお金に見えても、その得方次第で表面には見えていない情とか念が全く違いますからね。



そのお金にどんな思いがくっ付いてるのか?って結構大事だと思います。








 


 

 

 

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