ついに不妊様到来 | しちみちゃんブログ

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辛かったり 甘かったり 苦かったり

 

 

 

 

 

わたしが妊娠・流産をする少し前に

ある友人から妊娠報告を受けました。

 

その子は小学校からの付き合いで

頭が良くて嫌味がなく天然で

尊敬できる素敵な幼馴染です。

 

 

産まれる前に会いたくて

他の友人と予定を合わせて

遊びに行くことになりました。

 

そしたらわたしも妊娠して

 

会ったときに妊娠したよって

言おうと思ってたら

流産してしまって。

 

結局なにも言わないまま、

お腹に手術待ちの子を残したまま

会うことになりました。

 

 

元気に育つ赤ちゃんの話を聞いたら

さすがに泣いてしまいそうだと思って

 

幸せなときに水を差すのは嫌だから

会うのは辞めようと考えていたのですが

 

コロナがまた流行り出したので

安全を考慮して

オンラインお茶会に変更となりました。

 

そしてオンラインならば、と参加したら。

 

 

 

 

 

 

そのお茶会は当然

彼女の妊娠生活についての話がメインで

 

わたしも幸せな報告がしたかった、と

悲しい気持ちを持ちつつも

 

待望の赤ちゃんを授かり

初めての出産にドキドキしてる幼馴染を

応援する気持ちの方が大きかったのは

嘘偽りのない事実です。

 

出産して落ち着いた頃には

産まれた子にも会いに行ってきました。

 

 

ハロウィン

 

それから1年以上経って…

 

 

数日前、ひょんなことから

その子が家を建てていることを知りました。

 

もうすぐ完成して引っ越すそうです。

 

それを聞いたとき

 

本当に最低なんだけど

 

2人目が出来たとかいう話は聞きたくない

 

と思ってしまいました。

 

 

彼女も結婚後なかなか授からなかったので

辛い思いをしてたかもしれないのに。

 

それでも、順風満帆に

(わたしにはそう見える)

欲しいものを手に入れていく様子は

今のわたしにはキツすぎると

 

そんな不妊様が爆発してしまったのです。

 

これが不妊様か。

これこそ不妊様だよなぁ。

 

 

 

 

 

 

2人目が出来たと

報告を受けたわけでもないのに

 

わたしの妊娠よりも

彼女の第二子妊娠の方が

早い気がしてしまう。

 

競争じゃないんだし

自分が授かるかどうかは

彼女の妊娠とは関係ないのに。

 

上手くいかない自分と比べてしまって

羨ましい気持ちが妬みに変わる。

 

今まで「不妊様」を軽蔑してきたけど

(不妊の方を、じゃないですよ)

 

いざ体験してみると

不妊が原因で性格が捻れてしまうのも

理解できた気がします。

 

こんな気持ち、はやく抜け出したい。

 

 

対処法を考えたけど、思いつくのは

比べるのを止める

ということしかありません。

 

比べてるつもりはなかったんだけどな。

無意識のうちだったんだな。

 

他人のことだったら

どーーーでもいいと思えるのに

 

近い友人だからこそ

こんなに心乱れてしまったんでしょう。

 

 

だからといって

心を閉ざして距離を置くのは

絶対にイヤ!

 

信頼できる友人をつくることは

勉強よりも大切なことだと

幼い頃から親に教えられてきたし

 

そんな大事な友人を手放すのは

ありえない選択です。

 

でも密に付き合っていくのは

つらいかもしれない。

 

でもでも、今ここで

 

その友人がとても大切

 

ということを書いて実感したら

 

なんか少し

気持ちが落ち着いてきた気がします。

 

大丈夫かもしれない。

 

頭を冷やすというか、

距離ではなく

少しの時間を置くことが

いいのかもしれない。

 

ハロウィン

 

気持ちが揺れまくりで

定まらない文章になってしまいましたが

これが今の正直な心の内です。

 

 

他の人に害を為す不妊様は言語道断ですが

 

不妊様の気持ちを吐露するようなブログは

今後、嫌悪感でなく優しさをもって

見守れそうだと感じております。

 

 

嬉しいような、悲しいような凝視