本日は、七田式の取り組みでは定番の
フラッシュカードについてです。
フラッシュカードとは、さまざまな絵の裏側には文字がかかれた
カードを1秒間に1枚~2枚程度見せていく取り組みです。
単語を言いながら、対応する絵を見せていく取り組みです。
いろいろな種類のカードがあり、それは乗り物だったり、人物だったり、
国旗だったり、地図であったり、野菜や果物、お菓子というような食べ物、
魚、鳥、ほ乳類、昆虫といった動物であったりです。
名詞だけではなく、漢字や計算、動詞、形容詞、あるいは大小や比較、お金や時刻といった、
概念的なことも、カードで見せていきます。
多種多様なものを記憶させ理解させるのではなく、
入力するだけという前提で見せていくのです。
ですから、時にあれほど早く見せていたら、覚えられないとか、
カードの内容によっては、子どもが理解できない。。。
など、言われることもありますが、
そもそも、それが目的ではありません。
このフラッシュカードを取り組むことで得られる
効果は4つあります。
①右脳の活性化
②直感像(写真記憶)
③言葉を育てる
④右脳と左脳をつなぐポールブリッジの働きをする
この4つの効果がフラッシュカードをする目的なのです。
人は生まれてくると、脳細胞は140億個持っていると言われいます。
これは、どの子も一定です。
その脳細胞が、外部からいろいろな刺激、情報を得ると、
脳細胞はニューロンという芽を出していき、
ニューロン通しが手を繋ぐように結合されていきます。
この結合したところがシナプスです。
シナプスがより多く形成されていくことができれば、
確固たる回路が脳の中にできあがっていきます。
この回路が緻密にできているのか、
あるいは、粗雑なものであるのか、
これによって、脳の中に流れる電気信号(パルス)の流れが変わります。
つまり、緻密であればあるほど、パッと記憶がつながったり、ひらめいたり、
反対に、粗雑であれば、なかなか思い出せない、思考できない、
ということになります。
ハーバード大学の研究結果に下記のようなものがあります。
それは、天才といわれる人の脳にはある共通点が3つあるというもの。
1⃣右脳と左脳のバランスがいい
2⃣右脳と左脳の個別回路が豊か
3⃣右脳と左脳の一周回路が緻密である
ということは、脳の中にしっかりとした回路を作ること、
これがとても重要ということです。
フラッシュカードの取り組みは、
この回路づくりに効果的かつ効率よく、
天才脳の回路を育てることができる取り組みなのです。
上記、4つの効果を見ていくと、その理由がわかります。
具体的に4つの効果についてみていきましょう。
①右脳の活性化
大脳は、右と左に分かれており、その機能も分化しています。
左脳は低速のリズムで、少しずつ、階段を一段ずつ上がるように
ゆっくり理解します。
反対に右脳は高速のリズムで、大量の情報を一瞬で記憶していく脳です。
そのため早いリズムを好みます。
カードを高速大量に見せることで、
左脳が対応を右脳に任せてしまう為、
普段あまり使わない右脳を活性化することができるのです。
一般的な人の脳というのは、左脳が肥大していると言われています。
フラッシュカードを取り組むことで、自然と右脳にスイッチを入れ、
大量の情報を知らず知らずのうちに入力していくことができるのです。
幼児のころは、もともと右脳が活発に働いている時期です。
そこへさらにアプローチしていくことで、より働かせる効果があるのです。
ちなみに、大人の場合、左脳から右脳へと切り替えるような効果となるので、
フラッシュカードは大人でも効果があります。
それ以外の3つの効果については、次回お伝えします。
ご家庭で、ぜひたくさんのカードをみせてあげましょう!
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