本日は、子どもの「感性」を育てるための
具体的な取り組みについてお伝えします。
「感性」を育てていくためにまずしていただきたいこと、
子どもに何かをする、のではなく、
お父様お母様自身が、右脳の核でもある
〈愛・協調・一体〉の心を育むことです。
そして、その心に基づいた行動、言動を
子どもに示してあげる事です。
なぜなら、子どもに言葉で
「愛とはこうだよ、協調することでこうなるんだよ」
と説明してもわかりません。
言葉ではなく、態度で見せていくこと、
これがとても大事なことになります。
【親と子は合わせ鏡】
つまり、子どもは、親の言った事はやらないけれど、
親のやったことは、すぐに真似るもの。
だから、親御さんが〈愛・協調・一体〉の心、
【利他の心】でいることが、とても重要になります。
そのために、お父様お母様に行っていただきたいこと、
3つのことがあります。
①自分の我と向き合うトレーニング
②真我の心を引き出すトレーニング
③脳のアップデート
この3つ、一つずつみていきましょう。
①自分の我と向き合うトレーニング
我と言うのは、自分の意志や考えを優先し、押し通すこと。
この我と向き合っていただくところから、始めましょう。
というのも、日々の生活の中で、さまざまなこと、いろいろな人、
多種多様な価値観に出会ったとき、自分とは考え方が違うと、
それに対して、不平や不満、愚痴や文句を言ってしまったり、
思うことは、ないでしょうか。
お買い物にいって、レジに並んでいるときの前の方の対応や
店員さんの対応、職場でも人間関係、あるいは家族の中での考え方の違い、
そんなことにイライラしてしまうことあるかと思います。
これらは、自分の我、利己的な考えからくるものです。
この我と向き合うことがとても大事です。
向き合うと言っても、すごく簡単なこと。
不平不満が口から出てしまったら、それを打ち消すだけ。
「今言った事は、なしなし」と
声に出して言うことです。
脳は言葉に対して反応、順応しますので、
必ず声に出して、打ち消しましょう。
そして、不平不満を言わないようにしていきましょう。
親が子どもの前で、悪口ばかり言っていると、
子どもも真似をして、人の悪口ばかりを言う、
利己的な心になってしまいます。
そうならないように、不平不満や愚痴文句は言わないようにしましょう。
②真我の心を引き出すトレーニング
「真我」とは、人の喜びを自分の喜びとして、
人の悲しみを自分の痛みと捉えられる心です。
成長していくにつれて、この真我の心は薄れ、
競争心や対立心が芽生えやすくなりがちです。
だからこそ、まずは周りにいる人達、ご家族、お友達、
そんなところから、みんなの幸せを願うこと。
そういう想いが、〈愛・協調・一体〉の心を育てていきます。
本日は、まず2つのことをお伝えしました。
ぜひ、ご家庭でさっそく取り組んでみてください。
次回は③脳のアップデート、そして子どもと一緒に行う
取り組みについてお伝えします。
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