自分で言っちゃったよ(笑) | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

本日も愛犬チワプーちゃんにお出まし願う鹿吉です。

こんばんは!

 

昨日もチワプーちゃん、今日もチワプーちゃん話題でございますが、メインがチワプーちゃんではないというところがミソにございます。ミソ。

 

すっかり暖かくなってまいりました。

日中を出歩けば軽く汗ばむ程度には暖かいのですが、夜はまだまだ冷え込みます。

先日、夜の散歩に行くことになり、冷え込んできたので私は分厚いパーカーを上から羽織りました。それでも少し肌寒いかな、と思ったのですが、玄関を出てさて歩こうかと父を見ましたら、なんと!

 

半袖Tシャツ一枚!!!!!!

 

どんだけサマーだよッ??????!!!!!!!!

 

いくら暑がりとていくらなんでもこれは風邪をひきませんか?と心配する私に「大丈夫」を連呼して夜の散歩を敢行した父にございます……

翌朝、元気いっぱいでございましたので安心しましたが、今度からはちゃんと防寒してほしいと心から願っております。

 

さて本日はそんな父にも優しい風にしている私の、実は父にだけ辛辣な話をひとつ(笑)

 

私は自他ともに認めるパパっ子でございます。

でも父には辛辣でございます。

 

あまり父に響いていないようなので、というか「パパっ子」宣言をしているからか、いくら私が辛辣に言ったとしてもすべては好意的に受け取られ、父には愛情表現としてとらえられているようにございます。

 

愛犬チワプーちゃんは父が大好きでございます。

これは私のパパっ子とはまた違った大好きでございまして、父の存在そのものがなければいけないけれども、父よりも上にいなくてはならない、というとても複雑な感情のように見受けられます。

 

そんなチワプーちゃん。

 

実は眠くなったり、不安を感じたりすると父を舐めます。

 

いえ、ナメた態度を取る、という意味ではなく、実際に物理的に舐め回すのでございます。

顔付近が多いのですが、さすがに顔面をべろんべろんされるのは嫌らしく、父の抵抗にあいますのでチワプーちゃんの最大の妥協点として首周りをべろんべろんしております。

 

これが私的にかなり嫌なのでございます。

なにが嫌って……

 

父の脂(おっさん臭付き)を摂取してるという事実が耐えられません!!!!!!

 

ですから毎回「そんなところで塩分と脂を摂取しないで!」とチワプーちゃんに訴えますが、チワプーちゃんのべろんべろんは止むことがございません……

 

羨ましいのか?というドヤ顔の父に「いや、(私を)舐めて欲しいとは思わないけども」と言いながら、本心から父の皮脂と汗による塩分を摂取してほしくないのでございます。

 

「本当にやめて、そんなラード、摂らないで…」

 

最後は懇願するように言いますが、チワプーちゃんは知らんぷり。

そして父は

 

「ラードて?!?!?!?!」

 

と私の言い方にツッコミをしてきます。

 

さて先日もやはり眠くなっちゃったらしいチワプーちゃんが仰向けに寝ている父の胸の上に乗り、べろんべろん首周りを舐め始めました。「やめて~」と全然止めさせる気のない口調でチワプーちゃんに苦情申し立てをしている父を横目に私は片付けをしておりました。

 

べろんべろん、べろんべろん、べろんべろん……

 

もう永遠に続くのではないか、と思うくらいにしつこく舐め回すチワプーちゃんに半分諦めながらも「そんなところで脂と塩分、摂らないで」といつものセリフを吐きました。

 

すると父がチワプーちゃんに語り掛けるように言ったのでございます。

 

「お父さんのタールが欲しいんだよね~」

 

タールてッ!!!!!!!!

 

すでに食用ですらなくなっとる????????!!!!!!!!

 

「あ、違った、なんだったっけ?」

 

ラードと言おうとしてタールと言ってしまった父が慌てておりましたが……

 

自分の皮脂をラードと言う時点ですでにアウトでございます。

 

タールの摂取は本当に体に毒だと思いますよ~とチワプーちゃんに訴えた私は今日も元気に焼いております。

フィナンシェにございます。

鹿吉のフィナンシェはしっかりとしたバターの風味とアーモンドが楽しめる焼菓子となっております。ほのかに感じる卵の風味、小麦粉本来の味わいもございます。

 

バラ売りでございますので、送料に足りない分の足しにでもしてくださいますといいかと存じます。是非一度ご賞味くださいませ~

 

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ちなみにチワプーちゃんは私のことは舐めません。

滅多に舐めませんが、ときどき舐めることもございます。そのときは「嫌だ」とはっきりと断るようにしております。

 

母のこともよく舐めます。

ところが母のことを舐めるときはなぜか洋服にございます。

脇の下に顔を突っ込んでふんがふんがしながら洋服をべろんべろんしております。

 

先代犬の柴ちゃんは舐める子ではありませんでした。

けれども母だけは例外でございまして、まるで傷を癒すかのように母の足を舐めておりました。彼女の気が済むまで舐めさせないと押さえつけてでも舐めるので、はじめのころはじりじりと逃げていた母も諦めて好きなだけ舐めさせるようにしておりました。

 

じりじりと逃げる母の姿を見るのは面白かったので、ちょっぴり残念だったのを思い出します。

 

じりじりと移動する母を追って舐めながら匍匐前進で進む柴犬がめちゃめちゃ可愛かったのでございます(笑)

 

舐めるのに不都合なほどに逃げようとすると前足で抑え込むのですが、その際に爪が当たって痛かったらしく、母も逃げるのをやめるようになったのでございます。

 

そして暫く舐め回した後、母を解放するのですが、そのときの柴ちゃんの表情が可愛くて愛しくて…!

 

今日もやりきったわ、あたち!!!!!

 

と言わんばかりの達成感溢れるものだったのでございます。

この表情を見た母は柴ちゃんが治療目的で母の足を舐めているんだということに気付き、舐めさせるのを許したのでございます。

 

「どうせなら舐めるんじゃあなくてツボ押ししてくれたらいいのに…」

 

と犬に指圧を求める母でございましたが……

母の背中に乗って指圧している柴ちゃんの姿を想像して

 

それもありだな

 

と思った獣好きの私にございます(笑)

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!