結局なんにでもツッコむんかいッ! | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

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ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

ハリーポッターシリーズを賢者の石から全部観ようと試みている鹿吉です。

こんばんは!

 

原作は読んでおりません。

文庫本が発売されたときには手を出そうかと思いましたが、結局読まないまま、そして映画もあまり追うことなく過ごしてまいりました。

 

そのハリポタシリーズのすべての映画が出揃ったときに一気に観れば理解しやすいかと思って今まで放置していたのですが、ここにきてやっと観てみる気になったのでございます。

 

ところがでございます。

 

やはり勢いに任せて、その怒涛の如くの流れに身を投じることというのは大切なことだと感じております。

 

今になってハリポタシリーズを観ていて、面白い、と感じはするのですが問題の「例のあの人」(ヴォルデモート)がセリフを発する度に現実世界へと無理矢理に引き摺り戻されてしまうのでございます。

 

感情のない、冷静沈着な天才魔法使いトム・リドルのときはいいのでございます。

問題は名前も口にできないほどの悪党へとなったヴォルデモートなのでございます。

 

闇の帝王として魔法界に君臨する、やっと肉体を得たばかりの復活途中のくせにやたらと強いヴォルデモート。

 

その一人称が「俺様」

二人称が「貴様」

そして闇の帝王だと自ら名乗れる強心臓。

杖を振りながら口から迸る呪文の数々。

 

彼が登場してセリフを吐く度に私は髪を掻きむしりながら叫んでしまうのでございます。

 

「厨二病かッ!!!!!」

 

後半のシリアスな展開も、ヴォルデモートの存在で霧散し、魔法の使用法の矛盾などにもツッコミを入れたくなり、あれほど一気に観ることを望んでいたにも関わらず、座礁しております(笑)

 

あれはないわ~と思う私は新春時代劇風に放送されていた水戸黄門にもツッコミをしております(笑)

 

ということで本日はまず鹿吉ケーキラボの宣伝から先にさせてくださいませ~

先日、鹿吉を応援してくださる方からスイートポテトを配りたいので小さくできないか、というご相談をいただきました。もちろん可能でございましたので対応させていただきました。

 

鹿吉のスイートポテトは無添加にて焼き上げておりまして、その材料のほとんどが芋でございます。安心して召し上がっていただける商品だと自負しておりますので、ご紹介いただけることがなにより有難く存じます。

 

その後お客さまよりご連絡いただきまして、大変ご好評だったとのことでございました。

本当にありがとうございます!!!

 

是非是非多くの方に召し上がっていただき、無添加焼菓子の美味しさを知って欲しいと願っておりますので、とても有難いことにございます。

 

ひとつひとつ丁寧に、手間暇かけて焼く無添加焼菓子にご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~

 

さて本題の水戸黄門様にございます~

 

鹿吉ブログを読み込んでくださっている方はご存じでしょうが、私はサスペンスも好きでございますが時代劇も大好物にございます。

 

それだけに年末年始は時代劇ファンには垂涎の季節でもございます。

例年よりも少なかったとはいえ、古いものから新しいものまで時代劇を観ることができました。

 

水戸黄門もそのひとつにございました。

 

私が観始めたときはすでに半分以上が終わっておりまして、あとは現場に乗り込んで印籠をかざして「ははぁ!」と土下座をさせて助さん格さんが暴れるだけのことにございました。

 

一番の楽しい時間が残っていたことに感謝しながら観ていたのでございますが…

 

如何にも悪役といったメイクを施された役者が間者から報告を受けて憎々し気に顔を歪めてセリフを言いました。

 

「なんと!殿だけでなく水戸の隠居まで!なんと邪魔な!!!いっそのことここで一度に始末をつけてしまおうか…」

 

水戸のご老公さまだけでなく、主君と仰ぐべき自らの殿までを屠ってしまおうと画策する悪者。その端正な顔は見事なまでに歪んでおりまして、役者さんというのは凄いものだと感心いたします。

 

そんな悪辣な企みが裏で進行していることにも気付かずに現場に入った水戸のご一行。

 

毎度の如く、その存在を気取られ、現場入りしていた悪者に

 

「曲者だ!!!!出会え出会え!!!!!」

 

と叫ばれての大乱闘。

 

さすが水戸のご老公と殿だと知っているだけに、容赦のない攻撃が繰り返されます。

それはそうでしょう。

ここで逃せば彼に未来はありません。後先のないまさに背水の陣。

逃すわけにも生かすわけにもいかないのでございます。

 

必死の攻撃にそれが如実に表れておりました。

少なくとも私はそう感じておりました。

 

そこで毎度の名台詞「助さん格さん、もういいでしょう」が飛び出しまして、伝家の宝刀「印籠」が高くかざされて

 

「控えおろう、ここにおわす御方をどなたと心得る?!」

 

という決まり文句が飛び出しました。

 

でも今回は知っちゃってるもんな~だからこんなに悪事隠蔽に必死なんだよな~と内心でいつもと違うシチュエーションに胸をドキドキと高鳴らせておりました。

 

「恐れ多くも先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ!!!」 

「一同、頭が高い! 控えおろう!!!」

 

助さん格さんの決めセリフが迸り、一斉にその場に膝をつく人々。

 

そのなかにあって今の今まで排除しようとしていた相手が水戸光圀と己の主君であると知っている悪者だけは決して驚くことなく、膝も付かない……

 

えええええええ???????

 

なんであんたがそんな驚愕に目玉を飛び出したように驚いてるのさッ????????

 

おかしくない????

おかすぅぃくぅなぁいッ????????

 

昭和的ズコーーーーーーーーーーーッ!を披露したのは言うまでもございません(笑)

 

知ってたよね?

知ってたからこその必死の抵抗だったよね???

 

なんだ、この矛盾。

 

どのような状況であれ、とにかく定番スタイルは崩せない、ということなのでしょうか?

 

あまりの所業に呆気に取られていた私に

 

「世の水戸黄門ファンには崩せないシーンというのがあるのよ」

 

と達観したお言葉を母からいただきました(笑)

 

ちなみにこの回では夜叉王丸という役柄が出演するのですが、それがまさかの

 

山口馬木也さん!!!!!!

 

実は大好きでございまして、彼が出ると悪役であろうと好青年の役であろうと嬉しさのあまりテレビの前で小躍りしてしまいます。

 

彼の殺陣は素晴らしい!!!!!

 

ブレない体幹、素早い振り抜き、抜刀も納刀も血ぶりすら美しく、かつ役柄によって変えられる彼の剣技!!!!!

 

本当に素晴らしい役者さんだと思っております。

 

お正月から山口馬木也さんを拝見できただけでも眼福だったな、と幸せに浸る私にございました。

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!!!

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!