そろそろ「春はてりたま♪」の季節じゃあ、ないか?と気付いてハッとした鹿吉です。
こんばんは!
最低でも3回は食べたい!と望むてりたまバーガーです。
今年もてりたま祭りを開催してくださることを、ひたすらマクドナルド様に願います。
お願いだから食べさせてください~♪
如何に私のてりたま愛が深いのかはこちらのブログで書いております。
参考資料1「マクドナルドさんに物申~す!」(母のボケ)
参考資料2「天下のマクドナルドも父にかかればバーガーショップの面子を失う」(父のボケ)
もしお時間があれば、ポチっと読んでくださると嬉しいです!
さて本日はプロ根性を垣間見たな、と感じた話をひとつ。
必要に駆られなければ基本的には電話をしない私でございます。
逆を言えば私からの電話には必ず意味がある、ということになるのでございますが、ここ最近、母の携帯に電話をする度に無視されることが多くございました。
心配にもなりますから、かなりしつこく鳴らして何度もかけるのですが電話に出てもらえないのです。
暫くすると「ごめん~!聞こえなくって!」と折り返しの電話が母から来るのでホッとするのですが、さすがにこれは問題ではないかということになり、機種変更をすることになりました。
母はスマホを駆使しておりますし、タブレットも使いこなしております。
ネットショッピングもお手の物になりましたし、設定を自分で変えたりもできております。
けれど基本的なネットの世界観というものが理解できない人でもあります。
というか、この「ネットの世界観」という言葉は母の口から飛び出るものでして、個人的にはそれが母の中で何を示すのか、あまり私も理解してはおりません。
ただ母の中で謎なヴァーチャル世界があり、それがなんなのか、専門用語も含めて理解できないもののようにございます。
ですから携帯ショップへと行くときは必ず私を伴います。
今回の機種変にも私を連れて、まるで戦場へと向かうくらいの気合を入れて母は携帯ショップへと行きました。
予約をしておけばあまり待つことなく対応をしてくださいますので、今回も予約をしておきました。名前を告げれば、少々お待ちください、の声のあと数分で呼んでいただけました。
担当についてくれたのは男性、おそらく30歳前後。
ほぼ無表情で、淡々と静かに対応してくれる方で、しかも頭の回転が速く、こちらの言い分を伝えれば響くように動いてくださる、なかなかプロの方でもありました。
おかげさまでとてもスムーズに、そしてとても気持ちよく機種変をすることができました。
母から出たスマホの条件は
着信音が大きいこと
通話中の声がクリアに聞こえること
軽いこと
カメラが優秀
アプリをそれなりに入れられること
でございました。
それらを踏まえてCPUなどの性能を比較してコレかな、というスマホを決めた母。
さっそく機種変の手続きを進めました。
番号移行もデータ移行作業も終了し、新しいスマホの初期設定が完了した直後、母は嬉しそうに新しいスマホを手に取り、ニコニコと操作し始めました。
「さっそく着信音、聞きたいわ!」
弾む声のまま、スマホを操った母は私のスマホの番号を発信しました。
すぐさま横に座る私のスマホが着信音を流し始めます。
何がしたいのか、わからないまま、とりあえず出ることはせずに放っておいたのですが、いたく満足げに頷いた母は晴れやかに笑って言いました。
「うん、ちゃんと聞こえる!ね?!」
唖然とする私の前には無表情のままの携帯ショップ店員のお兄さん。
ここに至るまでも様々あったことから、母のこの発言に怯むことはない模様にございました。
わかっております。
皆様の気持ち、私、痛いほど理解しております。
少々お待ちください。
ん、ん!
鳴ってるの、私のスマホ!!!
自分のスマホの着信音聞きたいなら発信しちゃあ、ダメ~ッ!!!
ちゃんと聞こえるね、ってそりゃ、そうでございましょ?
私のスマホの音だもの~ッ
すぐに母からスマホを借りて着信音量を最大に設定したのは言うまでもありません(笑)
母がなにをしようが、なにを口走ろうが、一切顔の色すら変えない店員さんにプロ魂を見た気がする私は今日も元気に焼いております。
こちらはドライフルーツをふんだんに使用したパウンドケーキ、ケーク・オ・フリュイにございます。生地に練り込んだカスタードが香り高く、非常に高級感溢れる焼菓子となっております。
我が家の父も好きなケーキでございます。是非一度ご賞味ください!!!
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ポチっとな、ありがとうございました~!!!
ちなみにスマホの初期設定で必要なIDなどの登録や契約内容に関しての説明などで店員さんが母に淡々と話をしてくれました。
機種を決めるまでが私の仕事だと思っていた私はさすがに個人情報レベルの話が始まったときには横には座っておりましたが、自分のスマホで遊んでおりました。
抑揚もなく淡々と話す店員さんの静かな声だけが聞こえてきましたが、突然母が
「ごめんなさい、話を聞いててもわからないわ」
と言い出し、店員さんの流暢な説明がぴたりとやみました。
なにがわからないのかを確認するため、自分のスマホから視線を上げた私の方を向いていた母と店員さん。
そして母は言いました。
「通訳をお願い」
私の前には母の言葉に無表情ながらもどこか縋るように瞳を揺らして深く頷く店員さん。
どうやらともに日本語を話していたにも関わらず意思疎通ができなかったふたりの、僅かに戸惑う雰囲気に苦笑を洩らす私にございました。
その後、キチンと母の世界観に合わせた説明を私からされた母は納得した表情で作業を進めておりました。
携帯ショップに行くと時間が掛かるのは毎度のことにございますが、そのときは2時間半の戦いでございました(笑)
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
明日もいらしてください~♪
いつでもお待ちしております!!!