京都へ行くと、ぷらぷらと街歩きが楽しくて、お気に入りの通りがいくつかあります。

そのひとつ、二条通りは、この数年ちっとも行けてなくて、今回はぜひと思ってました。

 

だから、朝ごはんの後二条城へ行くことにしたのです。(結果、大きな寄り道でしたが。)

二条城から東へと向かうのが二条通りなので・・・というか二条通にあるから二条城チュー


 

↑もう、9年前の記事。雑貨屋巡りなんてしてたけど、お店はだいぶ変わりました。

 

 

 

二条通、歩き始めてすぐ、白いのれんが気になる店構え・・・と思ったら、ゲストハウス。

最近あちこちに増えていると言っていたけど、本当によくみかけます。

 

 

趣ある建物は、古くからの御菓子屋さん。二條若狭屋

 

 

お店の前に貼り紙。

日本画壇を代表する画家が、お店の包装紙などをデザインしてるの、さすがー。

 

 

車で売りに来るパン屋さんにも遭遇。昔ながらの菓子パンの雰囲気。

 

 

お店のショーケース、なんとなく覗いたら、すごく可愛い・・・!

北欧テイストのカップの柄とか、動物サーカス柄・・・半襟のようです。

 

 

着物もずいぶん着ていないけど、ちょっと心惹かれたお店、チェック!

 →きもの二条Common(コモン) http://kimono-nijo.com/

 

 

さっきは若狭屋、こんどは駿河屋。どの店構えもカッコいいのよね。

 

 

以前買い物したことのあるIREMONYA(イレモンヤ) もその場所に健在。

 

 

表に「チーズとワインとベルガモット」とあったお店の外観も、気になって。Rokka

 

 

さて、ここが目的の店!数年ぶりの、お気に入りカフェ。

バナナの木が大きくなってる気がする!

 

 

お店に入ると天井まである本棚にぎっしりと本があるこの景色が何とも落ち着きます。

カフェの正式な名前も「Cafe Bibliotic Hello!」図書館のようなカフェ、ハローです。

 →http://cafe-hello.jp/

 

 

お店の一番奥の、坪庭に面したテーブルへ。

軽めのランチ・・・と思ってメニューを見ていたら、隣のベーカリーのイートインができる!

 

 

外に出なくても、中がつながっているので、お財布だけ持ってベーカリーへ。

カフェがオープンして数年後にできたのだけど、雰囲気もお味もばっちり。

 

 

マフィンやデニッシュなど、見た目も好みの焼き立てパンが並びます。

 

 

このテーブル、カフェの床と似ている。彫ってあるんだよねえ・・・気になります。

 

 

お店のサンドイッチからホットドッグを選んで、生ビールをカフェでオーダー。

温め直して半分に切ったホットドッグとグラスがテーブルに来ました♪

 

 

ちょうどいいサイズ感。パンはちょっと硬めのオリジナルバンズが美味しい。

小一時間、のんびりと。。カフェでのんびりするのも、久しぶりなのだ・・・。

 

 

 

満足して、カフェの会計をしたら、ベーカリー2階のギャラリー見ていってくださいと。

ちょうど大学生のグループ展、手ぬぐいにオリジナルプリント。可愛い学生さんたちでした。

 

 

ギャラリーから下のベーカリーが良く見えます。よい景色♪

 

 

帰りに外の看板をみたら、11時半オープン・・・だけど、閉店が23時半!

夜遅くても美味しいパンが買えるって、必要だ~!と納得。

 

*****

 

久しぶりのカフェでランチビール(おいしいホットドッグ)、気分よく散策続き。

軽く済ませたのには理由があって、無理やりだけどもう1軒行きたいカフェがあって。

 

二条通をさらに東に進むと、つきあたる南北の道が寺町通り。

そのあたりは、書道関連の筆や紙、書籍やアンティーク店が多いエリア。

 

腹ごなしと、お店の混雑具合を探り入れつつ(笑)、しばしぶらぶらー。

 

 

二条通にあった若狭屋さんのカフェ、最近できたのが気になっていて。 二條若狭屋寺町店

「こおり」の幟が気になる・・・バジルライムや、すもも、瀬戸内レモン氷なんてのも。。

 

でもねー、二条城で食べたしね、それよりも気になってる店がある。。

 

 

本当はここ、一保堂に久しぶりに行きたかった!

 

 

お店の一角にある喫茶室「嘉木」で、美味しいお茶をまったりいただきたいなあと。

 

東京(丸の内)に茶房はあるし、デパ地下に必ずあるくらいお店はあるけど、

本店は特別な雰囲気。一保堂で買い物するならここに来たい!!

 

そう、思っていたのだけど、結局は別のお店に入ることにしたのでした。

 

京都に入る直前、ふと知ってしまった新店舗情報。

一保堂から50mも離れていない寺町通り沿いの洋菓子屋さんのカフェへ。

 

 

レトロな外観、村上開新堂。洋菓子の老舗。ロシアクッキーが有名かな。

 

東京の同じ名前のお店は、顧客リストに入っている人の予約購入しかできないとのウワサ。

京都のお店は、お店にあるものをその場で買うことができます。

 

 

お店のショーケースの脇に、今までなかった通路ができてました。

 

 

靴を脱いであがります。ここが、2017年3月末にできたばかりのカフェスペース

 

 

奥のお庭をのぞもうゆったりした肘掛け椅子は満席。

 

 

手前の席に座って、メニュー拝見、MK模様は村上開新堂のイニシャルねー。

 

 

床の間なども元々あった、住宅の跡そのままなのかな。

 

 

店舗が窓ガラス越しに見えるこの場所、元は玄関だったと思われる土間と上り框。

 

 

お店の人に断わって店内の写真を撮っていたら、ここに座っていた方が

「お写真、どうぞー」って席を立ってくれて(^_^;) 申し訳ないので1枚。特等席ですねえ。

 

 

そうこうする間に、注文したケーキセットが。フォンダンショコラ。

ビールとホットドッグのランチだったから、デザートは欲張り過ぎではないよね(と言い訳)

 

お店で販売している焼き菓子との軽いセットもあったけど、

初めて記念だからと思って頼んだケーキ、軽めで美味しかったです。

 

 

先刻、席を立ってくださった女性が帰り際、「おトイレも素敵ですよ、ぜひ」と。

引き戸を開けて縁側へ、お庭をのぞみつつ、すぐ脇のドアをあけました。

 

 

トイレ空間・・・すてきー。つぎに行かれる方への申し送り事項です(笑)

 

 

トイレの手前に、死角となった場所にもひっそりと2人席。落ち着けそう。。。

 

 

 

ケーキセットのお皿、真鍮のフォークとスプーン、こだわりが満載。

テーブルトップのタイルも、むかしのノリタケのカップ柄っぽくてすごくいい。

 

静かにお茶を飲むのが、一保堂から村上開新堂へー。

これからもまた、このエリアに来たらどちらに入るか、悩みそう・・・。

 

*****


その後は、寺町通りを南下、御池通りからはアーケードの通りをぶらぶらと。

 

 

御池通りの角にある、亀屋良永。御池煎餅が有名。生菓子もおいしい。

 

 

その先の鳩居堂は、言わずと知れた和の文具店。ちょっとお買い物。

 

 

そのお向かいあたりには、本能寺

 

 

アーケードになっているので、ぷらぷらとお店を冷やかして歩くのだ。

 

 

三条通でアーケードの屋根がいったん途切れる場所。写真左手にも「氷」ののぼり。

みたらし団子が有名な梅園 三条寺町店(2017/7月OPEN)も気になるけど、今はむりー!

 

この三条通から西へ行ったあたりは、最近チョコレートショップが密集しているエリア。

3月の京都では、チョコレートショップをハシゴしました。そろそろ、チョコレートシーズンね。

 

 →京都のチョコレート通り・チョコはしご

 

 

寺町通りをさらに南下。

・・・と、自転車の陰に「女優 山本富士子邸跡」の文字。へえぇ・・・。

 

なんだかんだと寄り道して、四条通り手前で錦市場へ曲がり、大丸京都店をふらふら。。

朝預けたコインロッカーの荷物を引き出して、ホテルに行きました。

 

買物は特にしなかったけど、こういう「ぶらぶら時間」も最近少ないから、

見ているだけで、楽しかったーーー。

 

そして、そのぶらぶらのおかげで・・・思わぬ発見!

 

 

有本利夫展!!ほぼ毎年半蔵門のギャラリーに観に行っている、好きな画家。

翌日から、大山崎山荘美術館・・・好きな美術館!!四条から15分で行ける距離!

 

ここで、このポスターをみつけてしまったので、翌日、結局美術館に行くことになりました。

見逃さなくて、よかったーーー。

 

時間に余裕のあるふらふら歩きは、やっぱり、楽しいな・・・。