3月15日(土)14~16:30
「家族当事者研究ライヴ」
会場:
光が丘区民センター(東京都練馬区光が丘2丁目9-6 都営大江戸線光が丘駅A3出口直結)
参加費:
無料・申込不要 問い合わせ先youwa.toujisya@gmail.comお待ちしています!
「当事者研究」って何でしょう?
当事者研究は、北海道の浦河べてるの家で始まった、自分たちの苦労や自分を助ける方法を自分たちで研究していこうというものです。
「当事者研究」とは、
統合失調症などの精神障がいを持ちながら、地域で暮らす当事者活動の中から生まれた一つの生き方、暮らし方のプログラムである。
その特徴は、
生きづらさを抱える当事者自身が「自分の専門家」の立場から幻覚や妄想からの影響、服薬をめぐる苦労、生きがいや人生の目標、気分の変動、対人関係や就労にかかわる苦労などに対して、
仲間とともに、家族や支援者と連携しながら「研究」し、当事者ならではのユニークな生き方や苦労への対処法を見出して、現実の生活の中に活かしていこうとするところにある。
(べてるねっと―向谷地生良の研究室http://bethel-net.jp/noho.html より引用)
べてるの家と陽和病院と地域をつなぐ会 では「誰もが苦労を抱える当事者の一人」だと考えます。障がいや病気の有無に関係なく、みんなが当事者として苦労や自分を助ける方法を研究していきます。
「べてるの家」「べてぶくろ」とは
「べてぶくろ」は、「べてる」と「いけぶくろ」をかけた名称です。
北海道・浦河に、精神障害等を抱えた当事者の活動拠点
「べてるの家
」があります。
そこでは「社会福祉法人浦河べてるの家」、
「有限会社福祉 ショップべてる」などの共同体が集まり、
1984年の設立から現在では100名以上の当事者が暮らしています。
それらの総称として「べてる」と呼ばれています。
べてぶくろでは、その「べてる」が大事にしているものを受け継ぎつつ、
東京・池袋をスタート地点として、共同住居やグループホームの運営、
当事者研究、べてるの商品販売等をはじめ、
独自の活動を広げています。
池袋では、ホームレス状態にありながら、
障害を抱えている人がたくさんいます。
地域で孤立した障害のある人は、生活困窮に陥りやすく、
そのうちの少なくない数の人々が路上生活をはじめているのです。
一方で、既存の福祉支援策では、住居や家族の問題、病気や障害、
貧困などの重複した生きづらさをもっている人たちに対して、
解決策を見いだし難いという現状もあります。
そこで、本人にとって必要な社会資源につながるまでの間、
安心して暮らせる住居(トランジットシェルター)を提供しようというところから、
浦河発、東京育ちのべてぶくろがはじまりました。
きっかけはホームレス。
現在では、元ホームレスの人だけでなく、当事者研究やべてるに関心がある人などが集い、
べてぶくろならではの活動がはじまっています。
『べてぶくろ
』HPより引用