「ウルフルズ」の99年12月発表、6th「トロフィー」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源。

ウルフルズ6

ウルフルズは、関西出身のロック・バンド。
このアルバムのレコーディング中に、ジョン・B・チョッパー(ベース)が脱退した(後に復帰)ため、当時のメンバーは、トータス松本(ボーカル&ギター)、ウルフル ケイスケ(ギター)、サンコンJr.(ドラムス)の3名。

このアルバムは、5th「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」に続く6作目(オリコン12位)。
プロデューサーは藤井丈司。

1曲目「ヤング ソウル ダイナマイト」は、19thシングル(オリコン29位)。DDIポケットハイブリッド携帯通信・H(エッジ)CMソング。力強いボーカルのロック・ナンバー。
2曲目「メゲメゲ2000」は、パーカッションがポコポコ鳴り、途中でテンポアップするロック・ナンバー。
3曲目「ワルツ!」は、爆音ロックンロール。3拍子ではありません。
4曲目「夢」は、20thシングル(オリコン60位)。ノンタイアップで全く売れなかった曲。幻想的なアルペジオ・ギターに、熱唱タイプのボーカルが乗るロック・ナンバー。
5曲目「このままでいよう」は、フォークロックスタイルの曲。フォーキーなキーボードが素敵です。
6曲目「ホンキーマン」は、ケイスケ作曲のストレートなロックンロール。ベースはジョン・B・チョッパー。ブロンディの「ドリーミン(Dreaming)」を思い出しました。
7曲目「ユーレイ」は、イントロに口笛が入った、クールなファンク・ナンバー。
8曲目「心」は、同年4月発売のベスト・アルバム「Stupid & honest」収録曲とは別ミックス。奔放に熱唱するソウル・ロック・ナンバー。ベースはジョン・B・チョッパー。エアロスミスを想い出しました。
9曲目「A・A・P-FUNK ~DO-YA,みんな!~」は、ゲストのジョビジョバによる漫才のようなセリフが入った曲。3rd「バンザイ」収録のユースケ・サンタマリアによる「ダメなものはダメ」を思い出しますね。曲名の「A・A・P」は、以前の曲にもあった「アホ・アホ・パワー」の略。終盤は「仲間を呼べ」を連呼します。
10曲目「いくつになっても」は、1曲目のシングル・カップリング。リズムボックスに乗せたアコースティック・ナンバー。ベースはジョン・B・チョッパー。
11曲目「小・中・高・大 ~トロフィーをかかげよう~」は、アルバム・タイトル曲。小学生から始まって、中学生・高校生・大学生に捧げる青春応援歌。歌詞の「昨日の後悔は明日のウンコ」がおもろいです。

この頃はメンバーの脱退もあり、いわゆる低迷期ですね。
ジョン・B・チョッパーの3曲以外は、CHIROLYN(チロリン)がベースを弾いています。

Youtubeで「ヤング ソウル ダイナマイト」のMV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeで見つけた「夢」のMV映像です。