「ウルフルズ」の96年1月発表、3rd「バンザイ」を聴きました。

僕が持っているのは、06年1月に発売された10周年記念盤「バンザイ~10th Anniversary Edition~」、初回限定盤2枚組(CD+DVD)、ボートラ9曲付、

06年リマスター。

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(三方背ケース表裏)

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(ジャケット表)

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(ジャケット裏)

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(ブックレット裏、CDレーベル、DVDレーベル&トレイ下)

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(ブックレット)

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(初回限定盤付属ブックレット抜粋)
メンバー4人による各曲解説付。

ウルフルズは、関西出身のロック・バンド。
当時のメンバーは、トータス松本(ボーカル&ギター)、ジョン・B・チョッパー(ベース)、ウルフル ケイスケ(ギター)、サンコンJr.(ドラムス)。

このアルバムは、2nd「すっとばす」に続く、大ヒットした3作目(オリコン1位・10周年記念盤オリコン15位)。
プロデューサーは、伊藤銀次。

10周年記念盤のCDは、オリジナル10曲、シングル・カップリング7曲、未発表ヴァージョン1曲、未発表1曲で構成。

1曲目「ガッツだぜ!!」は、9thシングル(オリコン6位)。出世作となったディスコ風の曲。間奏のギターのフレーズをトータスがなぞる所が好きです。
2曲目「トコトンで行こう!(リミックス・ヴァージョン)」は、6thシングル(チャートインせず)。男っぽい歌詞が印象的なロック・ナンバー。
3曲目「バンザイ~好きでよかった~」は、10thシングル(オリコン13位)。フジテレビ系ドラマ「勝利の女神」主題歌。ベタですが、この曲は好きです。
4曲目「暴動チャイル」は、煽るようなパンクロック。曲名は、ジミ・ヘンドリックスの3rdアルバム「エレクトリック・レディランド(Electric Ladyland)」収録の「ヴードゥー・チャイル(Voodoo Chile)」を改変。
5曲目「SUN SUN SUN'95」は、8thシングル(オリコン96位)。初めてオリコン100位以内にチャートインしたサーフィン・ミュージック。2ndシングル「マカマカBUNBUN」カップリングの「さんさんさん」をリメイクしたので、95が付加されています。MVには、渡辺満里奈と伊藤銀次が出演。
6曲目「てんてこまいmy mind」は、ギターのインストを挟んで始まるロカビリー・ソング。歌い方は、エルヴィス・プレスリーを意識しています。スライドギターを弾いているのは、トータス。
7曲目「大阪ストラット(フルサイズ・アルバム・ヴァージョン)」は、7thシングル(チャートインせず)。シングルのタイトルは、「大阪ストラット・パートⅡ」。読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」オープニングテーマ。大瀧詠一の「福生ストラット(パートⅡ)」のカバーで、歌詞を大阪に変えています。「ストラット」とは「反り返って歩く」という意味なので、MVでは大阪の街を練り歩いています。歌詞に登場する「カンテG」とは、トータスがバイトをしていたインド喫茶「カンテグランデ」の事。何と言っても、トータスの一人芝居による関西弁のラップが面白いです。
8曲目「ダメなものはダメ」は、これまたセリフ満載の爆笑コミック・ソング。2番でジョン・Bが完成してから演奏を間違えた事を告白していますが、実話らしいです(笑)。終盤に一人で喚き散らしているのは、当時トータスと「夕陽のドラゴン」という番組で共演していたユースケ・サンタマリア。曲が一旦フェードアウトして、またフェードインで戻って来る所も面白いです。
9曲目「おし愛 へし愛 どつき愛」は、ブルースハープで始まるハードロック・ナンバー。
10曲目「泣きたくないのに」は、ロッカバラード。
ボートラ11曲目「安産ママ」は、2曲目のシングル・カップリング。フジテレビ深夜番組「快楽妊婦」エンディングテーマ。スライドギター炸裂のブギー。
同12曲目「それがドーシタ」は、2曲目のシングル・カップリング。軽快なロックンロール。トータスの解説では、「もう二度と聴かない、歌わない」と酷評しています。歌い方は、何となく忌野清志郎を意識している気がします。
同13曲目「ウソつけ!ウソいえ!ウソぬかせ!」は、5曲目のシングル・カップリング。オールディーズ風のロックンロール。トータスの解説によれば、1テイクで歌入れが終わった唯一の曲らしいです。
同14曲目「今夜どう?(ここまではOK!)」は、5曲目のシングル・カップリング。コール&レスポンスのコーラスや手拍子など、ライブ映えする曲。また、途中でメンバー紹介と各パートのソロ演奏が入ります。
同15曲目「いいたい事はそれだけ」は、1曲目のシングル・カップリング。ソウルフルなロック・ナンバー。
同16曲目「春一番(スタジオ・ライブ・ヴァージョン)」は、3曲目のシングル・カップリング。キャンディーズのカバー。東芝EMIのスタジオに観客を入れたライブ・ヴァージョン。ゲストのギターとキーボードを加えた、完璧なロック・アレンジ。
同17曲目「いい女(スタジオ・ライブ・ヴァージョン)」は、3曲目のシングル・カップリング。これも前曲同様、東芝EMIのスタジオに観客を入れたライブ・ヴァージョン。オリジナルは、1stアルバム「爆発オンパレード」収録曲。
同18曲目「大阪ストラット・パートⅠ」は、7曲目の未発表ヴァージョン。歌詞、アレンジ、ミキシングが異なります。
同19曲目「イェーマン」は、アルバムのアウトテイクで未発表曲。曲名は、サム・クック「Yeah Man」から拝借。ちょっと自虐的ですが、歌詞が面白いロックンロール。

DVDは、20分程度ですが下記の内容を収録。

  1. 当時のインタビュー映像(メンバーとファン)
  2. アルバムのレコーディング映像(ユースケ・サンタマリアも登場)
  3. 「ガッツだぜ!!」MV撮影楽屋裏映像
  4. 明治学院大学の学園祭ライブ・リハーサル映像(トータス遅刻欠席)とライブ映像
  5. 相模女子大学の学園祭ライブ楽屋裏映像
  6. 「ウソつけ!ウソいえ!ウソぬかせ!」と「いいたい事はそれだけ」のスタジオ・ライブ映像

このアルバムは、リアル・タイムでも聴きました。
もう捨て曲無しの名盤ですね。色々なアーチストの影響が垣間見えるのも楽しいです。
ボートラのシングル・カップリングも本編に劣らず、曲の完成度が高いです。
考えてみれば、ウルフルズはこのアルバムしか聴いたことが無いので、今後他のアルバムも順に聴いてみたいと思います。

Youtubeで「バンザイ~好きでよかった~」のMV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeで見つけた「ガッツだぜ!!」のMV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「SUN SUN SUN'95」のMV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「大阪ストラット」のMV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「トコトンで行こう!」のMV映像です。
 

 

同じくYoutubeで見つけた「ダメなものはダメ」の音源です。