チャットモンチー / 表情<Coupling Collection>

「チャットモンチー」の１０年３月発表、「表情<Coupling Collection>」を聴きました。

僕が聴いたのはサブスク配信（ＤＩＳＣ１のみ）。

チャットモンチーは、徳島出身の女性３ピース・ロック・バンド（０５年メジャーデビュー、１８年解散）。
メンバーは、橋本絵莉子（ボーカル＆ギター）、福岡晃子（ベース＆コーラス）、高橋久美子（ドラムス＆コーラス）。

このアルバムは、１stシングルから８thシングルまでのカップリング曲を集めたＢ面集（オリコン５位）。
次の４th「YOU MORE」にはシングル曲が一切収録されなかったので、１１年９月に脱退する高橋が在籍していた時代の全カップリング曲が収録されております。

１曲目「手の中の残り日(Album Mix)」は、２ndシングル「恋愛スピリッツ」（オリコン２６位）カップリング。ミディアムテンポのパワー・ポップロック。
２曲目「湯気(Album Mix)」は、１stシングル「恋の煙」（オリコン３４位）カップリング。学生時代の想い出を歌ったストレートなロックンロール。
３曲目「小さなキラキラ」は、３rdシングル「シャングリラ」（オリコン６位）カップリング。ミディアムテンポのキュートなポップロック。
４曲目「RPG」は、９thシングル「染まるよ」（オリコン１０位）カップリング。８０年代ガールズポップの香りもする曲。曲名はロールプレイング・ゲームの略ですが、歌詞には「Rock!Passion!Girl!」「Roll!Playing!Girl!」が登場します。
５曲目「リアル」は、６thシングル「橙」（オリコン１２位）カップリング。ノイジーなギターが鳴る、スローなオルタナティブ・ロック。
６曲目「片道切符」は、１０thシングル「Last Love Letter」（オリコン７位）カップリング。間奏のギターフレーズが良いです。
７曲目「迷迷ひつじ」は、３rdシングル「シャングリラ」カップリング。かなり早口で歌う軽快なテンポの曲。一応、歌詞にサンタクロースが登場するので、クリスマス・ソング。
８曲目「風」は、５thシングル「とび魚のバタフライ／世界が終わる夜に」（オリコン９位）カップリング。シンプルなアコースティック・ナンバー。
９曲目「コスモタウン」は、６thシングル「橙」カップリング。学生時代に出来た曲のようです。ヘタウマのギターソロや可愛らしいコーラスが特徴のハイテンポなロックンロール。
１０曲目「バスロマンス(Album Mix)」は、４thシングル「女子たちに明日はない」（オリコン１７位）カップリング。唯一、カップリングでオリジナルアルバム（２nd「生命力」）に収録された曲。
１１曲目「three sheep(Album Mix)」は、８thシングル「風吹けば恋」（オリコン８位）カップリング。アマチュア時代の自主製作盤「チャットモンチーになりたい」収録曲のリメイク。シャンシャン鳴る鈴の音や三人のコーラスも印象的な曲。２番の「sing a song」以降で福島から高橋に歌い継ぐ所と間奏のギターとベースが絡む部分が好きです。
１２曲目「Y氏の夕方(Album Mix)」は、２ndシングル「恋愛スピリッツ」カップリング。サラリーマン応援歌。
１３曲目「愛捨てた」は、９thシングル「染まるよ」カップリング。ギターが唸るロック・ナンバー。
１４曲目「決まらないTURN(Album Mix)」は、１stシングル「恋の煙」カップリング。気怠い雰囲気のロック・ナンバー。エンディングは爆音炸裂。
１５曲目「意気地アリ」は、７thシングル「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」（オリコン１１位）カップリング。ギターがメロディーをなぞるストレートなロックンロール。
１６曲目「ドッペルゲンガー」は、７thシングル「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」カップリング。曲名は、自分とそっくりな人間が現れる自己像幻視の事。
１７曲目「春夏秋」は、４thシングル「女子たちに明日はない」カップリング。ドラムスが印象的なミディアムテンポのロック・ナンバー。
１８曲目「Good luck my sister!!」は、１０thシングル「Last Love Letter」カップリング。パワフルで小気味良いギターリフのパワーポップ・ナンバー。
１９曲目「推進力」は、８thシングル「風吹けば恋」カップリング。キュートなダンスポップ・ナンバー。

Youtubeで「湯気」のライブ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。