「チャットモンチー」の09年3月発表、3rd「告白」を聴きました。

僕が聴いたのはサブスク配信、15年に「Forever Edition」と銘打って再発売されたリマスター音源(Disc1のみ)。

チャットモンチー3

1stと2ndのジャケットをミックスしたデザイン。

チャットモンチーは、徳島出身の女性3ピース・ロック・バンド(05年メジャーデビュー、18年解散)。
メンバーは、橋本絵莉子(ボーカル&ギター)、福岡晃子(ベース&コーラス)、高橋久美子(ドラムス&コーラス)。

このアルバムは、2nd「生命力」に続く3作目(オリコン2位)。
プロデューサーは、チャットモンチー、亀田誠治、いしわたり淳治。

1曲目「8cmのピンヒール」は、ストレートなギターロック。
2曲目「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉 (Album Mix)」は、7thシングル(オリコン11位)。東宝系映画「ガチ☆ボーイ」主題歌。パワフルなギターロック。
3曲目「海から出た魚」は、静かな歌い回しと爆音ギターをミックスした、緩急が付いたヘビーロック。
4曲目「染まるよ」は、9thシングル(オリコン10位)。日本テレビ系ドラマ「トンスラ」主題歌。前3曲からはペースダウンしますが、それでもパワフルなミディアムテンポのギターロック。歌詞は煙草を題材にしています。
5曲目「CAT WALK」は、1番が橋本の弾き語りで、2番からベースとドラムが加わります。橋本の熱唱と共にベースやドラムが心地良いグルーブ感を醸し出します。ギターの音色がUKっぽいです。
6曲目「余談」は、流れるようなギターと手数の多いドラムが印象的な曲。これもUKっぽいギター。5曲目と6曲目がこのアルバムの真骨頂のような気がします。
7曲目「ハイビスカスは冬に咲く」は、高橋の叩くコンガが印象的な南国風の曲。
8曲目「あいまいな感情」は、ベースから始まるちょっと気怠いスロー・ナンバー。歌詞の「I my me mine」とタイトルの「あいまい」を掛けています。
9曲目「長い目で見て」は、高橋、福岡、橋本の順に歌いまわすダイナミックなサウンドの曲。
10曲目「LOVE is SOUP」は、エンディングで鍋やフライパンを叩いて演奏した阿波踊りのメロディーが流れます。
11曲目「風吹けば恋」は、8thシングル(オリコン8位)。資生堂「SEA BREEZE」CMソング。激しいドラムとギターで疾走するハードロック・ナンバー。
12曲目「Last Love Letter (Album ver.)」は、10thシングル(オリコン7位)。イントロ後のドラムスティックのカウントが舌打ちに変わったアルバム・ヴァージョン。イントロのベース・ソロや突き刺さるようなドラムとギターが強いインパクトを残す曲。この曲は好きです。
13曲目「やさしさ」は、単調なくり返しながら、最後まで心を揺さぶるエンディングに相応しい曲。前半はコクトー・ツインズを思い出しました。高橋のドラムは、ツインドラムで多重録音。

どの曲もテンションが高く、聞き応えが十分の最高傑作です。

Youtubeで「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」のMV映像とライブ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeで見つけた「風吹けば恋」のMV映像とライブ映像です。
 

 


同じくYoutubeで見つけた「染まるよ」のMV映像とライブ映像です。
 

 


同じくYoutubeで見つけた「Last Love Letter」のMV映像とライブ映像です。

 

 


同じくYoutubeで見つけた「8cmのピンヒール」のライブ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「長い目で見て」のライブ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「やさしさ」のライブ映像です。