「ウルフルズ」の97年3月発表、4th「Let's Go」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源。

ウルフルズ4

ウルフルズは、関西出身のロック・バンド。
当時のメンバーは、トータス松本(ボーカル&ギター)、ジョン・B・チョッパー(ベース)、ウルフル ケイスケ(ギター)、サンコンJr.(ドラムス)。

このアルバムは、3rd「バンザイ」に続く4作目(オリコン5位)。
プロデューサーは、吉田建。

1曲目「ウルフルズA・A・Pのテーマ」は、4人による合唱スタイルの曲。冒頭にチアリーディングの掛け声が入ったり(MVではカット)、途中で歌詞に合わせた犬の鳴き真似が入ったりします(笑)。MVには、DJ役でリサ・ステッグマイヤーが出演しており、ニュー・シングルと紹介しておりますが、結局シングルカットはされませんでした。「A・A・P」は「アホ・アホ・パワー」の略。
2曲目「ハートに突きさされ」は、ご機嫌なロックンロール。
3曲目「それが答えだ!」は、14thシングル(オリコン15位)。アルバム・ヴァージョン。セリフで始まる軽快なロック・ナンバー。真城めぐみがコーラスで参加しており、彼女は小沢健二の「LIFE」にも参加していました。
4曲目「おやすみ東京」は、ミディアム・テンポのソウル・ナンバー。
5曲目「Give me,チャンスをくれよ」は、ギターが鳴り響くロックンロール。
6曲目「Let's Go Monday」は、冒頭からコミック・バンドらしいオフザケ・ロックンロール。曜日をカウントしたり、「やるでがんす」「いくざんす」といった言葉を使った愉快な歌詞が特徴的です。
7曲目「ツギハギブギウギ'97」は、11thシングル(オリコン2位)。これまた、コミック調のブギウギ。歌詞はほとんど意味がありません。シングルのタイトルは単に「ツギハギブギウギ」ですが、アルバム・ヴァージョンは「'97」が付加されています。シングルは11曲目と同時発売。
8曲目「反省なんかしない」は、リズム・ギターとベース・ライン、哀愁を帯びたボーカルがとても良いロック・ナンバー。
9曲目「年齢不詳の妙な女」は、ストリングスが入った軽快な行進調の曲。井上陽水と奥田民生がアコースティックギターで参加。途中のブレイクで曲調に変化を付ける所も良いです。
10曲目「早いとこ去れ」は、3rd「バンザイ」収録の「てんてこまいmy mind」に続く、エルヴィス・プレスリー風のロカビリー。
11曲目「そら」は、12thシングル(オリコン9位)。アルバム・ヴァージョン。映画「ガメラ2 レギオン襲来」主題歌。アルペジオのギターも美しい、ほのぼのとした曲。シングルは7曲目と同時発売。

ちなみに、13thシングル「コマソンNo.1」(オリコン5位)は、未収録。

Youtubeで「ツギハギブギウギ」のMV映像と「ツギハギブギウギ'97」の音源を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeで見つけた「そら」のMV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「それが答えだ!」のMV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「ウルフルズA・A・Pのテーマ」のMV映像とライブ映像です。