「フー・ファイターズ(Foo Fighters)」の99年11月発表、3rd「ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ(There Is Nothing Left to Lose)」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源。

フー・ファイターズ3

フー・ファイターズは、ニルヴァーナのドラマーだったデイヴ・グロールが率いるアメリカ・シアトル出身のロック・バンド。
前作発表後、テイラー・ホーキンス(ドラムス)が加入しますが、ツアーの最中にパット・スメア(ギター)が脱退。その後にデイヴ・グロールが以前在籍したスクリームの盟友フランツ・スタールを迎え、ツアーを続行するも、ツアー終了後にフランツも脱退。
したがって、この時点の正式メンバーは、デイヴ・グロール(ボーカル・ギター・ドラムス)、テイラー・ホーキンス(ドラムス・パーカッション)、ネイト・メンデル(ベース)の3名です。

このアルバムは、2nd「ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ(The Colour and the Shape)」に続く、3作目(全米10位・全英10位)。
プロデューサーは、フー・ファイターズとアダム・カスパー。
2001年、グラミー賞最優秀ロック・アルバム賞を受賞。

1曲目「スタックド・アクターズ(Stacked Actors)」は、全米メインストリーム・ロック9位・全米オルタナ・エアプレイ25位。緩急を付けたメロディアスなハードロック・ナンバー。
2曲目「ブレイクアウト(Breakout)」は、全米メインストリーム・ロック11位・全米オルタナ・エアプレイ8位・全英29位。キャッチーで軽快なロック・ナンバー。中盤で爆裂します。
3曲目「ラーン・トゥ・フライ(Learn to Fly)」は、全米19位・全米オルタナ・エアプレイ1位・全英21位。2001年、グラミー賞最優秀短編ミュージックビデオ賞を受賞。これまたメロディアスなポップ・ロック・ナンバー。
4曲目「ギミー・スティッチ-ズ(Gimme Stitches)」は、重厚なギター・リフが印象的な曲。
5曲目「ジェネレーター(Generator)」は、全英ロック&メタル12位。トーキング・モジュレーターを使用した軽快なロックンロール。
6曲目「オーロラ(Aurora)」は、メロディアスで幻想的なロック・ナンバー。
7曲目「リヴ・イン・スキン(Live-In Skin)」は、ミディアム・テンポの平凡なロック・ナンバー。
8曲目「ネクスト・イヤー(Next Year)」は、全米オルタナ・エアプレイ17位・全英42位。ほのぼのとしたロック・バラード。
9曲目「ヘッドワイヤーズ(Headwires)」は、軽快なテンポのロック・ナンバー。
10曲目「エイント・イット・ザ・ライフ(Ain't It the Life)」は、ファンタスティックなポップ・ロック・ナンバー。
11曲目「M.I.A.(M.I.A.)」は、ミディアム・テンポのロック・ナンバー。曲名は「Missing in Action」の略で、行方不明兵という意味。

前二作と比べると、随分緩く大人しいアルバムです。そこがちょっと物足りませんね。

Youtubeで「ラーン・トゥ・フライ(Learn to Fly)」のMV映像とTVライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 


同じくYoutubeの「スタックド・アクターズ(Stacked Actors)」のTVライヴ映像です。

 

 

同じくYoutubeの「ジェネレーター(Generator)」のTVライヴ映像です。

 


同じくYoutubeの「ブレイクアウト(Breakout)」のMV映像です。

 


同じくYoutubeの「ネクスト・イヤー(Next Year)」のMV映像です。