「P!nk(P!nk)」の21年5月発表、「オール・アイ・ノウ・ソー・ファー(All I Know So Far: Setlist)」を聴きました。

僕が持っているのは、国内盤。

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(ジャケット表)

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(ジャケット裏)

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(ブックレット裏、CDレーベル&トレイ下)

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(ブックレット)

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(帯表裏)

また、間が空きましたが、今年1月に聴いた佐野元春「ハートランド(HEARTLAND)」に続いて、ライヴ盤を聴くシリーズ第19弾はP!nk。

P!nkは、アメリカ・フィラデルフィア出身のシンガーソングライター。

このアルバムは、Amazon Prime限定配信の同名ドキュメンタリー映画に併せて発表された、ライヴ・アルバム(全米13位・全英4位)。
映画の方は、19年6月に2日間に渡り開催されたウェンブリー・スタジアムでのライヴに至るまでの英国ツアーの様子を、ツアーに帯同した、彼女の家族を中心に記録した内容となっています。
私はAmazon Prime会員なので、映画も鑑賞しました。
彼女のご主人や二人の子供とのやり取りを通じて、子育て論や家族との絆について感銘を受けました。この映画は必見だと思います。
また、アルバムの方は、ウェンブリー・スタジアムでのライヴ(14曲目と15曲目を除く)に加え、スタジオ録音の新曲2曲も含まれています。

1曲目「ジャスト・ライク・ア・ピル(Just Like a Pill)」は、2nd「ミスアンダストゥッド(Missundaztood)」収録曲。全米8位・全英1位。
2曲目「フー・ニュウ(Who Knew)」は、4th「アイム・ノット・デッド(I'm Not Dead)」収録曲。全米9位・全英5位。
3曲目「ファンハウス/ジャスト・ア・ガール(Funhouse / Just a Girl)」は、「ファンハウス」が5th「ファンハウス(Funhouse)」収録曲。全米44位・全英29位。この曲をノー・ダウトのベーシスト、トニー・カナルがプロデュースしているため、メドレー後半の「ジャスト・ア・ガール」は、そのノー・ダウトのカバー曲です。また、メンバー紹介も途中で行っています。
4曲目「リヴァー(River)」は、ロンドン出身、東京育ち、現在LA在住のビショップ・ブリッグスのカバー。
5曲目「ジャスト・ギヴ・ミー・ア・リーズン(Just Give Me a Reason)」は、6th「トゥルース・アバウト・ラヴ(The Truth About Love)」収録曲。全米1位・全英2位。アメリカの男性シンガーソングライター、ネイト・ルイスとのデュエットですが、ライヴではネイトのビデオを流しています。また、歌詞を忘れたのか、冒頭を歌い直しています。
6曲目「タイム・アフター・タイム(Time After Time)」は、シンディ・ローパーのカバー。アコースティック・ギターによるアンプラグド・ヴァージョンで、観客も合唱。
7曲目「ウォーク・ミー・ホーム(Walk Me Home)」は、8th「ハーツ・トゥ・ビー・ヒューマン(Hurts 2B Human)」収録曲。全米49位・全英8位。これもアンプラグド・ヴァージョンで、同じく観客が合唱。
8曲目「アイ・アム・ヒア(I Am Here)」は、7th「ビューティフル・トラウマ(Beautiful Trauma)」収録曲。
9曲目「ファッキン・パーフェクト(Fuckin' Perfect)」は、ベスト盤「グレイテスト・ヒッツ(Greatest Hits... So Far!!!)」収録曲。全米2位・全英10位。これも冒頭を歌い直しています。歌詞が素晴らしいです。
10曲目「MTVビデオ・ヴァンガード・アワード・スピーチ(MTV Video Vanguard Award Speech)」は、愛娘のウィローに「男の子のような短髪の自分は可愛くない」と告げられた際に、P!nkがデヴィッド・ボウイらロック・アーチストを引き合いに出し、パワポで資料を作成して、ジェンダーについて説明したエピソードについてのMC。
11曲目「キャッシュ・キャッシュ・リミックス・イントロ/ホワット・アバウト・アス(Cash Cash Remix Intro / What About Us)」は、「キャッシュ・キャッシュ・リミックス・イントロ」がアメリカのポップ・パンク&EDMのバンド、キャッシュ・キャッシュによるP!nkの人生観や価値観を伝えるコメントを散りばめた特製イントロ。「ホワット・アバウト・アス」が、7th「ビューティフル・トラウマ」収録曲。全米13位・全英3位。
12曲目「カヴァー・ミー・イン・サンシャイン(Cover Me in Sunshine)」は、スタジオ録音の新曲。愛娘ウィロー・セイジ・ハートとのデュエット。全英52位。
13曲目「オール・アイ・ノウ・ソー・ファー(All I Know So Far)」は、スタジオ録音の新曲。全米74位・全英39位。PVには、アメリカの女優ジュディス・ライト、シェール、ご主人のケアリー・ハート、愛娘ウィロー・セイジ・ハートが出演。相変わらずの暴れっぷりですが、最後のシーンが衝撃的です。
14曲目「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」は、もちろんクイーンのカバー。09年のオーストラリア・シドニーのライヴ音源。オペラ部分も含めて、オリジナルに忠実です。
15曲目「ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ(We Are the Champions)」は、これまたクイーンのカバー。19年のロック・イン・リオにおけるライヴ音源。
16曲目「ソー・ホワット(So What)」は、5th「ファンハウス(Funhouse)」収録曲。全米1位・全英1位。映画では、ワイヤーに吊るされて、ウェンブリー・スタジアムを縦横無尽に空中遊泳しながら歌っています。

当然、実際のライヴではもっとたくさんの曲を演奏していますが、その中からメッセージ性に富んだ曲が選曲されていると思います。
したがって、映画の内容との連携性を感じます。
出来れば、ラウェンブリー・スタジアムのライヴ・シーンだけを集めた映像も発表して欲しいですね。

Youtubeで「オール・アイ・ノウ・ソー・ファー(All I Know So Far)」のトレーラー映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeで見つけた「オール・アイ・ノウ・ソー・ファー(All I Know So Far)」のPV映像2種類とライヴ映像です。
 

 

 


同じくYoutubeで見つけた「カヴァー・ミー・イン・サンシャイン(Cover Me in Sunshine)」のPV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」の音源です。

 


同じくYoutubeで見つけた「ソー・ホワット(So What)」のライヴ映像です。