「ベイ・シティ・ローラーズ(Bay City Rollers)」の75年5月発表、2nd「噂のベイ・シティ・ローラーズ(Once Upon a Star)」を聴きました。

僕が持っているのは、08年発売の紙ジャケット、04年リマスター。

ベイシティローラーズ2-1
(ジャケット表)
日本初回盤LP帯再現。

ベイシティローラーズ2-2
(帯を外したジャケット表)

ベイシティローラーズ2-3
(ジャケット裏)

ベイシティローラーズ2-4

 

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ベイシティローラーズ2-8

(ポートレート)
インデックスのようにポートレート写真が取り出せるギミック仕様を再現。

ベイシティローラーズ2-9

ベイシティローラーズ2-10
(日本語解説書表裏)
当時のライナーノーツの写真を再現。

ベイ・シティ・ローラーズは、イギリス・スコットランドのエジンバラ出身のアイドル・ロック・グループ。
この当時のメンバーは、レスリー・マッコーエン(リード・ボーカル)、エリック・フォークナー(リード・ギター)、スチュアート・ウッディ・ウッド(サイド・ギター)、アラン・ロングミュアー(ベース)、デレク・ロングミュアー(ドラムス)の5人。

先月、レスリーが65歳で亡くなりました(合掌)。
このアルバムは、1st「エジンバラの騎士(Rollin')」に続く2作目(全英1位・オリコン26位)。
プロデューサーは、フィル・ワインマン。
日本では、1stより、こちらが先に発売されました。
また、1stはセッション・ミュージシャンを起用して録音されたと言われておりますが、今作はメンバーがちゃんと演奏したようです。

1曲目「バイ・バイ・ベイビー(Bye, Bye, Baby)」は、初の全英1位。フォー・シーズンズのカバー。「サタデー・ナイト(Saturday Night)」と並ぶ代表作です。
2曲目「ディスコ・キッド(The Disco Kid)」は、エリックとウッディの共作。曲名にはディスコと入っていますが、ディスコというよりはファンクっぽいです。
3曲目「いとしのジュネ(La Belle Jeane)」は、エリックとウッディの共作。エリックの弾くマンドリンとコーラスが美しい曲。
4曲目「青春の誓い(When Will You Be Mine)」は、エリックのリード・ボーカル。ローラーズの曲は、邦題に「青春」が付くものが多いです。
5曲目「エンジェル・ベイビー(Angel Baby)」は、エリックとウッディの共作。ドラムスやカスタネットなどは、60年代ポップス風。途中の語りは、デレク。
6曲目「朝まで踊ろう(Keep On Dancing)」は、ジ・アヴァンティスやザ・ジェントリーズのカバー。元は、レスリーの前任ノビー・クラークが歌ったデビュー・シングル(全英9位)ですが、こちらはレスリーのボーカルによる再録ヴァージョン。途中で、「ダンス」を連呼する子供の声も入ります。
7曲目「想い出のスター(Once Upon a Star)」は、エリックとウッディの共作。ビートルズを思わせる曲調と、絶頂期にありながら、未来を予感させる歌詞が郷愁を誘います。原題はアルバム・タイトルと同じですが、邦題は全く異なります。
8曲目「恋のレッツ・ゴー(Let's Go (A Huggin' and a Kissin' in the Moonlight))」は、10曲目のシングルB面。軽快なロックン・ロール。
9曲目「マリーナの微笑み(Marlina)」は、エリック、レスリー、ウッディの共作。マンドリン、アコーディオン、ヴァイオリンによるトラディショナルな雰囲気のアコースティック・ナンバー。
10曲目「ひとりぼっちの十代(My Teenage Heart)」は、エリックとウッディの共作。日本独自でシングル・カット(オリコン2位)。ピアノが心地良いローラーズらしいポップス。この曲だけ、モノラル録音のように音が悪いです。
11曲目「ロックン・ロール・ハネムーン(Rock & Roll Honeymoon)」は、アランのリード・ボーカル。途中で、曲名に引っ掛けて、ワグナーの「結婚行進曲」を挿入。
12曲目「夢見る恋人(Hey! Beautiful Dreamer)」は、エリック、レスリー、ウッディの共作。1曲目の日本盤シングルB面。幻想的でスローな曲。

Youtubeで「バイ・バイ・ベイビー(Bye, Bye, Baby)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeで見つけた「朝まで踊ろう(Keep On Dancing)」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「ひとりぼっちの十代(My Teenage Heart)」のライヴ映像です。