デュア・リパ / フューチャー・ノスタルジア

「デュア・リパ（Dua Lipa）」の２０年３月発表、２nd「フューチャー・ノスタルジア（Future Nostalgia）」を聴きました。

僕が持っているのは、国内盤、初回限定紙ジャケット、ボートラ３曲付。

（ジャケット表）

（ジャケット裏）

（ジャケット内側）

（ブックレット）

（ＣＤレーベル）

（封入ポラロイド風カード）

（帯表裏）

デュア・リパは、イギリスの女性シンガー・ソングライター、モデル。
２０世紀のディスコ・クィーンがドナ・サマーなら、２１世紀のディスコ・クィーンはデュア・リパですね。

このアルバムは、１st「デュア・リパ（Dua Lipa）」に続く、２作目（全英１位・全米４位・オリコン２４位）。

１曲目「フューチャー・ノスタルジア（Future Nostalgia）」は、アルバム・タイトル曲。ラップを取り入れたダンス・ナンバー。「懐かしい未来」という曲名通り、ちょっとノスタルジックで、でも現代的なサウンドが以降続きます。
２曲目「ドント・スタート・ナウ（Don't Start Now）」は、全英２位・全米２位。典型的なディスコ・サウンドをベースに、これまたラップなどの要素も取り入れた曲。
３曲目「クール（Cool）」は、何となくケイティ・ペリー辺りを思い出させる艶めかしいボーカル。
４曲目「フィジカル（Physical）」は、全英３位・全米６０位。どこかで聴いたことがあるような、レトロな雰囲気のハイパー・ディスコ・サウンド。歌詞に、オリビア・ニュートン＝ジョンの同名異曲と同じフレーズ「Let's get physical」が登場します。この曲は好きです。
５曲目「レヴィテイティング（Levitating）」は、全英５位・全米６位。シングルやＰＶはラッパーのダベイビーとの共演ですが、アルバムはソロ・ヴァージョンです。
６曲目「プリティー・プリーズ（Pretty Please）」は、シンプルながら途中でスクラッチノイズ風の効果音を取り入れた曲。
７曲目「ハルシネイト（Hallucinate）」は、全英３１位。曲名は「幻覚」。ＰＶのアニメが可愛いです。
８曲目「ラヴ・アゲイン（Love Again）」は、イントロとエンディングに美しいストリングスが入る軽快なテンポの曲。英国のミュージシャン、ホワイト・タウンの９７年のヒット曲（全英１位・全米２３位）「ユア・ウーマン（Your Woman）」をサンプリング。「ユア・ウーマン」は、ビング・クロスビーのカバーであるアル・ボウリーの「マイ・ウーマン（My Woman）」という曲をサンプリングしているので、サンプリング合戦となっています。途中で入るストリングスは、往年のディスコ・サウンドを思い出しますね。
９曲目「ブレイク・マイ・ハート（Break My Heart）」は、全英６位・全米１３位。インエクセスの「ニード・ユー・トゥナイト（Need You Tonight）」のリズムをサンプリング。
１０曲目「グット・イン・ベッド（Good in Bed）」は、一瞬曲が止まって入るバブルがはじけるような効果音に、思わず笑っちゃいます。
１１曲目「ボーイズ・ウィル・ビー・ボーイズ（Boys Will Be Boys）」は、ストリングスが入るクラシカルな雰囲気の曲。ボーイズソプラノ風のコーラスも入ります。「男子はいつまでも男子のまま　だけど女子は女性になっていく」という歌詞は、女性擁護？それとも、若い女性への警告でしょうか？
ボートラ１２曲目は、２曲目のリミックス・ヴァージョン(ライブ・イン・LA・リミックス)。
同１３曲目は、２曲目のリミックス・ヴァージョン(パープル・ディスコ・マシーン・リミックス)。
同１４曲目は、４曲目のリミックス・ヴァージョン(レオ・ゼロ・ディスコ・リミックス)。

シングルも含めて捨て曲無しの名盤だと思います。

Youtubeで「ドント・スタート・ナウ（Don't Start Now）」のＰＶ映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。