「佐野元春」の20年10月発表、「MOTOHARU SANO GREATEST SONGS COLLECTION 1980 - 2004」を聴きました。

僕が持っているのは、初回生産限定盤、3枚組、20年リマスター。

佐野元春40年ベスト1-1

 

佐野元春40年ベスト1-2

(ボックス表)
三方背BOX。

佐野元春40年ベスト1-3
(ボックス裏)

佐野元春40年ベスト1-4

 

佐野元春40年ベスト1-5

 

佐野元春40年ベスト1-6

(VOL.1ジャケット)

佐野元春40年ベスト1-7

佐野元春40年ベスト1-8

佐野元春40年ベスト1-9
(VOL.2ジャケット)

佐野元春40年ベスト1-10

 

佐野元春40年ベスト1-11

 

佐野元春40年ベスト1-12

(VOL.3ジャケット)

佐野元春40年ベスト1-13

 

佐野元春40年ベスト1-14

 

佐野元春40年ベスト1-15

 

佐野元春40年ベスト1-16

 

佐野元春40年ベスト1-17

 

佐野元春40年ベスト1-18

 

佐野元春40年ベスト1-19

(ブックレット)
豪華152P。評論家3名による各時代の作品に対する寄稿や、元春自身による全曲解説付き。読み応え満点です。

佐野元春40年ベスト1-20
(付属のタロットカード)

佐野元春40年ベスト1-21
(帯表裏)

佐野元春40年ベスト1-22
(おまけのポストカード)

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ「レジェンド(Legend)」に続いて、ベスト盤を聴くシリーズ第48弾は佐野元春。

佐野元春のデビュー40周年を記念して、エピック・レーベル在籍中の24年間(1980年 - 2004年)に発表した代表曲・重要曲48曲を3枚組CDに収録したベスト盤が発売されました。
全曲テッド・ジェンセンによる最新リマスター音源です。
アルバムで言えば、1stアルバム「BACK TO THE STREET」から13thアルバム「THE SUN」までの曲が収録されておりますが、12thアルバム「STONES AND EGGS」からは1曲も収録されておりません。
また、「THE SUN」は、正確に言えば、新たに設立した自身のレーベルであるデイジーミュージック移籍第1弾の作品ですが、同アルバム収録のシングルは一部エピック・レーベルから発売されているので、こちらに含まれております。
そのデイジーミュージック移籍後の15年間(2005年 - 2020年)に発表した楽曲は、同時発売の「THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND 2005 - 2020」に収録されております(32曲を2枚組CDに収録)。
最近の作品は、持っている物もありますが、そうでない物もあり、馴染みが薄いので、今回は購入を見送りました。

VOL.1 1980ー1984
1曲目「アンジェリーナ('99 mix version)」は、記念すべき1stシングル(80年3月)。1stアルバム「BACK TO THE STREET」収録。00年「The 20th Anniversary Edition」収録のリミックス・ヴァージョン。
2曲目「ガラスのジェネレーション(Additional recorded version)」は、2ndシングル(80年10月)。ndアルバム「Heart Beat」収録。06年「THE SINGLES - EPIC YEARS 1980 - 2004」収録の追録ヴァージョン。元春のボーカルとバックのピアノだけオリジナルと一緒で、他はザ・ホーボー・キング・バンドのメンバーが新たに演奏しています。もっとも、ピアノはオフ・ミックスで、オリジナルと異なってほとんど聞こえません。
3曲目「スターダスト・キッズ(Additional recorded version)」は、9thシングル(82年11月)。06年「THE SINGLES - EPIC YEARS 1980 - 2004」収録の追録ヴァージョン。
4曲目「ダウンタウンボーイ('99 mix version)」は、5thシングル(81年10月)。00年「The 20th Anniversary Edition」収録のリミックス・ヴァージョン。
5曲目「情けない週末(Original version)」は、「BACK TO THE STREET」収録。
6曲目「モリスンは朝空港で('00 mix & radio edit version)」は、13曲目のシングルB面。00年「GRASS ~The 20th Anniversary Edition's 2nd~」収録のリミックス・編集ヴァージョン。
7曲目「シュガータイム(Radio edit version)」は、7thシングル(82年5月)。シングルを編集した編集ヴァージョン。
8曲目「ハッピーマン('99 mix & radio edit version)」は、8thシングル(82年8月)。00年「The 20th Anniversary Edition」収録のリミックス・ヴァージョン。
9曲目「悲しきレイディオ('20 re-mix version)」は、「Heart Beat」収録。新たにリミックスしたヴァージョン。
10曲目「彼女(Re-take 1991 version)」は、「Heart Beat」収録。91年「Slow Songs」収録の再録ヴァージョン。
11曲目「サムデイ(Original version)」は、4thシングル(81年6月)。3rdアルバム「SOMEDAY」収録。初期の代表作。
12曲目「ロックンロール・ナイト('99 mix version)」は、「SOMEDAY」収録。00年「The 20th Anniversary Edition」収録のリミックス・ヴァージョン。ブルース・スプリングスティーン「ジャングルランド(Jungleland)」のパクリ。
13曲目「グッドバイから始めよう(Original version)」は、10thシングル(83年3月)。
14曲目「コンプリケーション・シェイクダウン(Short edited version)」は、12thシングル(84年6月)。4thアルバム「VISITORS」収録。シングル・ヴァージョン。
15曲目「トゥナイト(Short edited version)」は、11thシングル(84年4月)。「VISITORS」収録。シングル・ヴァージョン。
16曲目「ニュー・エイジ(Short edited version)」は、14thシングル(84年11月)。「VISITORS」収録。シングル・ヴァージョン。

VOL.2 1985ー1992
1曲目「ヤングブラッズ(Album mix version)」は、15thシングル(85年2月)。5thアルバム「Cafe Bohemia」収録。
2曲目「シーズン・イン・ザ・サン - 夏草の誘い(Alternate version)」は、18thシングル(86年7月)。「Cafe Bohemia」収録。別ボーカル・テイクを使い、新たにリミックスしたヴァージョン。
3曲目「ジャスミンガール(Original version)」は、26thシングル(90年10月)。7thアルバム「Time Out!」収録。
4曲目「誰かが君のドアを叩いている(Radio edit version)」は、29thシングル(92年4月)。8thアルバム「Sweet16」収録。シングルを編集した編集ヴァージョン。この曲は好きです。
5曲目「ジュジュ(Original version)」は、8曲目のシングル・カップリング。6thアルバム「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」収録。
6曲目「ワイルド・ハーツ - 冒険者たち(Original version)」は、19thシングル(86年9月)。「Cafe Bohemia」収録。
7曲目「新しい航海(The Heartland version)」は、「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」収録。92年「No Damage Ⅱ(GREATEST Hits 84 - 92)」収録のザ・ハートランドによる再録ヴァージョン。
8曲目「ナポレオンフィシュと泳ぐ日(Original version)」は、23rdシングル(89年8月)。「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」収録。
9曲目「Sweet 16(Radio edit version)」は、12曲目のシングル・カップリング。新たに編集したヴァージョン。
10曲目「レインボー・イン・マイ・ソウル('99 mix & radio edit version)」は、Disc3・10曲目と両A面シングル。00年「The 20th Anniversary Edition」収録のリミックス・ヴァージョンを更に編集したヴァージョン。
11曲目「雪 - あぁ 世界は美しい(Radio edit version)」は、25thシングル(89年12月)。「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」収録。新たに編集したヴァージョン。
12曲目「約束の橋(Additional recorded version)」は、30thシングル(92年10月)。フジテレビ系ドラマ「二十歳の約束」の主題歌となった、再録ヴァージョン。オリジナルは22ndシングルで、「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」収録。当初の発表から随分経ってシングルになったので、当時は何でかなあと思いましたが、結果として最大のヒット曲になりました。
13曲目「僕は大人になった(Original version)」は、27thシングル(91年4月)。「Time Out!」収録。
14曲目「クエスチョンズ(Original version)」は、「Time Out!」収録。
15曲目「ボヘミアン・グレーブヤード(Original version)」は、「Sweet16」収録。マンドリンとバグパイプは、元春自身が演奏。
16曲目「また明日(Original version)」は、28thシングル(92年1月)。「Sweet16」収録。矢野顕子とのデュエット。

VOL.3 1993ー2004
1曲目「ザ・サークル(Remix & radio edit version)」は、9thアルバム「The Circle」収録。94年「Dance Expression of THE CIRCLE」収録のリミックス・ヴァージョンを再編集したヴァージョン。
2曲目「トゥモロウ(Edited version)」は、「The Circle」収録。00年「The 20th Anniversary Edition」収録のエディテッド・ヴァージョン。
3曲目「エンジェル(Radio edit version)」は、「The Circle」収録。新たに編集したヴァージョン。元春憧れのジョージィ・フェイムがハモンドオルガンを演奏、デュエットもしています。
4曲目「レインガール('99 mix version)」は、「The Circle」収録。トヨタ自動車カルディナCMソング。00年「The 20th Anniversary Edition」収録のリミックス・ヴァージョン。
5曲目「天国に続く芝生の丘('00 mix version)」は、10thアルバム「FRUITS」収録。00年「GRASS ~The 20th Anniversary Edition's 2nd~」収録のリミックス・ヴァージョン。アコーディオン、マンドリンと元春が吹くブルース・ハーモニカが印象的な曲。
6曲目「ヤア!ソウルボーイ(Original version)」は、34thシングル(96年5月)。「FRUITS」収録。
7曲目「経験の唄(Original version)」は、32ndシングル「十代の潜水生活 -Teenage Submarine」と両A面シングル(95年11月)。「FRUITS」収録。途中、屋外プールで録音した子供たちのはしゃぎ声入り。
8曲目「楽しい時(Original version)」は、33rdシングル(96年1月)。「FRUITS」収録。セカンド・ライン風のリズムに乗せたポップな曲。
9曲目「君の魂 大事な魂(Alternate version)」は、40thシングル(03年12月)。13thアルバム「THE SUN」収録。別ボーカル・テイクを使い、新たにリミックスしたヴァージョン。ホーンが全面に入ったソウルフルなナンバー。
10曲目「彼女の隣人(Radio edit version)」は、31thシングル(92年11月)。「The Circle」収録。新たに編集したヴァージョン。元春の解説によれば、当時父親を亡くした背景があり、曲名の彼女は妹の事で、隣人は自分との事です。後半に聴ける、黒人女性マクサンヌ・ルイスのボーカル・フェイクが感動的です。
11曲目「ヤング・フォーエバー(Original version)」は、35thシングル(97年11月)。11thアルバム「THE BARN」収録。ジョン・サイモンにより、ウッドストックで録音した意欲作。
12曲目「ロックンロール・ハート(Radio edit version)」は、「THE BARN」収録。新たに編集したヴァージョン。ジョン・サイモンのプロデュースのせいか、どことなくザ・バンドの曲に似ています。
13曲目「風の手のひらの上(Radio edit version)」は、「THE BARN」収録。新たに編集したヴァージョン。
14曲目「希望(Original version)」は、「THE SUN」収録。軽快なアコースティック・ナンバー。
15曲目「月夜を往け(Original version)」は、エピック・レーベルにおけるラスト・シングルとなる41thシングル(04年5月)。「THE SUN」収録。
16曲目「太陽(Alternate version)」は、「THE SUN」収録。新たにリミックスしたヴァージョン。元春自身は、「THE SUN」までをエピック・イヤーズと認識しているようです。

今作の特徴は、リミックスや編集ヴァージョンが多い点ですね。これまで、いくつもベスト盤やコンピレーション盤が発売されているので、それとの差別化だと思います。
また、エピック・レーベル時代のオリジナル・アルバムは全部持っていますが、ほぼリアルで聴いたのは1stアルバム「BACK TO THE STREET」から6thアルバム「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」までと、8thアルバム「Sweet16」だけ。
したがって、VOL.3 1993ー2004になると、一気に馴染みが薄い曲ばかりとなります。特に、デイジーミュージック移籍第1弾の「THE SUN」は持っていないので、今回初めてその収録曲を聴きました。
(確認したら、持ってました。このブログにもちゃんと書いていました。)

それらも含めて、この時代も良い曲が揃っているので、改めて機会を見て聴き直そうと思っています。

Youtubeで今回発売となった2枚のベスト盤のトレイラー映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeで見つけた「アンジェリーナ」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「サムデイ」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「コンプリケーション・シェイクダウン」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「ジュジュ」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「レインボー・イン・マイ・ソウル」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「約束の橋」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「レインガール」のPV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「経験の唄」のPV映像です。
 


同じくYoutubeで見つけた「ヤング・フォーエバー」のPV映像です。

 


同じくYoutubeで見つけた「太陽」のライヴ映像です。