「ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley and the Wailers)」の84年5月発表、「レジェンド(Legend)」を聴きました。

僕が持っているのは、20年発売の紙ジャケット、01年リマスター、ボートラ2曲付。

ボブマーリー・ベスト1-1
(ジャケット表)
英国初回アナログ盤ジャケットを再現。日本盤LP帯付。他のアルバムが巻き帯なのに、このアルバムだけ被せ帯と思ったら、オリジナル日本盤LP帯も同じ仕様でした。

ボブマーリー・ベスト1-2
(帯を外したジャケット表)

ボブマーリー・ベスト1-3
(ジャケット裏)

ボブマーリー・ベスト1-4
(ジャケット内側)

ボブマーリー・ベスト1-5
(内袋)

ボブマーリー・ベスト1-6
(帯表裏)

3月に聴いたエリック・クラプトンの「ベスト・オブ・エリック・クラプトン~フォーエヴァー・マン(Forever Man)」
に続いて、ベスト盤を聴くシリーズ第47弾はボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ。

ボブ・マーリーの生誕75周年を記念して、アイランド・レコード時代の紙ジャケットCDが再発されました。

このアルバムは、ボブ・マーリーの死後に発表された初のベスト・アルバム(全米5位・全英1位)。
イギリスでは、チャート初登場1位を記録し、以後12週連続で1位をキープしました。
史上最高の売上げを記録している、レゲエ・アルバムと言われております。
オリジナルLPは、LPの収録時間に収めるため、短いシングル・ヴァージョンやリミックスを数多く収録。一方、このリマスターCDは、LPヴァージョンにて収録されております。

1曲目「イズ・ディス・ラヴ(Is This Love)」は、全英9位。10th「カヤ(Kaya)」(78年)収録曲。
2曲目「ノー・ウーマン・ノー・クライ(No Woman, No Cry)」は、全英22位・再発8位。「ライヴ!(Live!)」(75年)収録曲。観客も熱唱。
3曲目「クッド・ユー・ビー・ラヴド(Could You Be Loved)」は、全英5位・全米ホットダンス・チャート6位。12th「アップライジング(Uprising)」(80年)収録曲。
4曲目「3羽の小鳥(Three Little Birds)」は、全英17位。9th「エクソダス(Exodus)」(77年)収録曲。
5曲目「バッファロー・ソルジャー(Buffalo Soldier)」は、全英4位。13th「コンフロンテイション(Confrontation)」(83年)収録曲。バッファロー・ソルジャーとは、南北戦争の頃のアメリカ合衆国黒人部隊のことで、黒人解放がテーマの曲。
6曲目「ゲット・アップ・スタンド・アップ(Get Up, Stand Up)」は、6th「バーニン(Burnin')」(73年)収録曲。「起き上がれ 立ち上がれ 権利のために立ち上がれ」と歌われる、マーリーを象徴する歌。
7曲目「スター・イット・アップ(Stir It Up)」は、5th「キャッチ・ア・ファイア(Catch a Fire)」(73年)収録曲。
8曲目「イージー・スカンキング(Easy Skanking)」は、ボーナス・トラック。10th「カヤ」収録曲。
9曲目「ワン・ラヴ/ピープル・ゲット・レディ(One Love/People Get Ready)」は、全英5位。9th「エクソダス」収録曲。カーティス・メイフィールドが所属したインプレッションズの「ピープル・ゲット・レディ」のコード進行とメロディの一部を引用。
10曲目「アイ・ショット・ザ・シェリフ(I Shot the Sheriff)」は、全英67位。6th「バーニン」収録曲。エリック・クラプトンのカバーで有名(全米1位・全英9位)。
11曲目「ウェイティング・イン・ヴェイン(Waiting in Vain)」は、全英27位。9th「エクソダス」収録曲。アニー・レノックスがカバー(全英31位)。
12曲目「リデンプション・ソング(Redemption Song)」は、12th「アップライジング」収録曲。アコギ弾き語り。
13曲目「サティスファイ・マイ・ソウル(Satisfy My Soul)」は、10th「カヤ」収録曲。ホーンと女性コーラスによる和やかな雰囲気のバラード。
14曲目「エクソダス(Exodus)」は、全英14位・全米103位。9th「エクソダス」収録曲。76年12月の銃撃事件からの復活作。飽くなき闘争の歌。
15曲目「ジャミング(Jamming)」は、全英9位。9th「エクソダス」収録曲。
16曲目「パンキー・レゲエ・パーティ(Punky Reggae Party)」は、ボーナス・トラック。15曲目の12インチ・シングルB面。

ザ・ウェイラーズ時代の5th「キャッチ・ア・ファイア」から始まり、死後発表の13th「コンフロンテイション」まで満遍なく取り上げられておりますが、なぜか全米チャートでは一番最上位に食い込んだ8th「ラスタマン・ヴァイブレーション(Rastaman Vibration)」から1曲も収録されておりません。
レゲエなので曲調は緩いものが多いですが、自身のルーツに根差した歌詞は重く、闘いのテーマとした曲も多いです。
また、マーリーの妻である、リタ・マーリーを中心とする3人組女性コーラス、アイ・スリーとのセッションが予想以上に良いですね。

Youtubeで「イズ・ディス・ラヴ(Is This Love)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 

同じくYoutubeの「クッド・ユー・ビー・ラヴド(Could You Be Loved)」のライヴ映像です。
 


同じくYoutubeの「3羽の小鳥(Three Little Birds)」のPV映像です。

 


同じくYoutubeの「バッファロー・ソルジャー(Buffalo Soldier)」のPV映像です。

 


同じくYoutubeの「ワン・ラヴ/ピープル・ゲット・レディ(One Love/People Get Ready)」の音源です。

 


同じくYoutubeの「アイ・ショット・ザ・シェリフ(I Shot the Sheriff)」のライヴ映像です。

 


同じくYoutubeの「ウェイティング・イン・ヴェイン(Waiting in Vain)」の音源です。

 


同じくYoutubeの「エクソダス(Exodus)」のライヴ映像です。

 


同じくYoutubeの「ジャミング(Jamming)」のライヴ映像です。