「ローラ・ブラニガン(Laura Branigan)」の84年4月発表、3rd「セルフ・コントロール(Self Control)」を聴きました。

僕が持っているのは、20年発売のExpanded edition(輸入盤)、2枚組、20年リマスター。

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(ジャケット表)

ローラ・ブラニガン3-2
(ジャケット裏)

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(ブックレット裏&CDレーベル)

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(ブックレット)


自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
先日のプリテンダーズ「ゲット・クロース(Get Close)」に続いて、第166弾はローラ・ブラニガン。

ローラ・ブラニガンは、アメリカ・ニューヨーク州出身の女性シンガー。

このアルバムは、彼女の最大のヒット作となった3作目(全米23位・全英16位)。
プロデューサーは、ジャック・ホワイトとロビー・ブキャナン。

Disc1は、オリジナル・アルバムの最新リマスター。
Disc2は、シングルの別ヴァージョンやリミックス、映画のサントラ収録曲など。

Disc1
1曲目「ラッキー・ワン(The Lucky One)」は、全米20位・全英56位。第13回東京音楽祭にてグランプリを受賞。
2曲目「セルフ・コントロール(Self Control)」は、全米4位・全英5位。イタリア人のシンガーソングライター、ラフのカバー。シンセベースがリズムを刻む、ディスコチックなロック・ナンバー。
3曲目「ティ・アモ(Ti Amo)」は、全米55位・全英100位。イタリア人のシンガー、ウンベルト・トッツィのヒット曲のカバーをパワフルに歌い上げます。 ちなみに、最初のヒット・シングル「グロリア(Gloria)」もウンベルトのカバーです。英語詞はダイアン・ウォーレン。
4曲目「ハート(Heart)」は、80年代らしいストレート&パワフルなロック。
5曲目「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ(Will You Still Love Me Tomorrow)」は、キャロル・キング&ジェリー・ゴフィンによるアメリカの黒人ガールズ・グループ、シュレルズのヒット曲のカバー。ハスキーなボーカルのピアノバラード。 
6曲目「サティスファクション(Satisfaction)」は、全米ダンス・ミュージック・チャート24位。シンセを大胆に使ったユーロビート系の曲。ドイツ人の作詞作曲した曲を、マーク・スピロとダイアン・ウォーレンが英語詞に替えたようです。 
7曲目「サイレント・パートナーズ(Silent Partners)」は、2曲目のシングルB面。メロディーやアレンジが素晴らしいAOR。
8曲目「ブレイキング・アウト(Breaking Out)」は、1曲目のシングルB面。ボニー・タイラー辺りを彷彿とさせる、パワフルなロック・ナンバー。
9曲目「テイク・ミー(Take Me)」は、オリビア・ニュートン=ジョンの「フィジカル(Physical)」の作者スティヴン・キップナーによるダンス・ロック・ナンバー。  
10曲目「高鳴る想い(With Every Beat of My Heart)」は、ヨーロッパでシングル・カットされるもチャート・インせず。しっとりとした歌い出しから徐々に盛り上げ、サビではシャウトするドラマチックなナンバー。終盤はコーラスを従え、さらに熱唱。

Disc2
1曲目は、Disc1・2曲目のエクステンデッド・ヴァージョン。
2曲目は、Disc1・2曲目のシングル・ヴァージョン(7" Edit)。
3曲目は、Disc1・2曲目の別ミックス(Classic Summer Mix 1992)。 
4曲目は、Disc1・2曲目の別ミックス(117 BPM Club 1992)。
5曲目は、Disc1・1曲目のシングル・ヴァージョン。 
6曲目は、Disc1・1曲目の12インチ・シングル収録の別ミックス(Jack White Mix)。 
7曲目は、Disc1・1曲目の12インチ・シングル収録の別ミックス(John Robie Mix)。  
8曲目は、Disc1・6曲目のシングル・ヴァージョン。 
9曲目は、Disc1・6曲目の別ミックス(Special Dance Mix)。  
10曲目「ホエン(When)」は、デビュー・シングル「フールズ・アフェア(Fool's Affair)」のB面で、Disc1・10曲目のシングルB面にも再録。彼女自身の作詞作曲。
11曲目「ホット・ナイト(Hot Night)」は、映画「ゴーストバスターズ」サントラ収録曲。

ローラ・ブラニガンは、80年代当時大好きなシンガーで、確か1作目から5作目までのアルバムを全部持っていました。
シンガー・ソングライターではないので、自分で曲はほとんど作りませんが、歌はパワフルで上手いと思います。
当時は全く気付きませんでしたが、イタリア人の曲を英語でカバーしたりして、ヨーロッパでも人気を博していたようですね。
残念なことに、04年に52歳の若さで亡くなっていました(合掌)。

Youtubeで「セルフ・コントロール(Self Control)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 

 

同じくYoutubeの「ラッキー・ワン(The Lucky One)」のPV映像です。

 


同じくYoutubeの「ティ・アモ(Ti Amo)」のPV映像です。

 


 

同じくYoutubeの「サティスファクション(Satisfaction)」の音源です。