「ザ・ジャム(The Jam)」の78年11月発表、3rd「オール・モッド・コンズ(All Mod Cons)」を聴きました。

僕が持っているのは、06年に発売された輸入盤デラックス・エディション、06年リマスター、DVD付。

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(ジャケット表)

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(ジャケット裏)

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(ジャケット内側、CD&DVD収納部)

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(ブックレット)

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(ポスター)

ザ・ジャムは、イギリスのパンク&モッズ・バンド。
メンバーは、ポール・ウェラー(ボーカル&ギター)、ブルース・フォクストン(ボーカル&ベース)、リック・バックラー(ドラムス)の3ピース・バンド。

このリマスター盤は以前からずっと聴きたかったのですが、中古盤でもなかなか見つけることが出来ませんでした。
今回、輸入盤ながらDU中古通販で新品未開封を発見し、ようやく手に入れることが出来ました。
紙ジャケットなら持っていますが、その紙ジャケットはなぜか左右のチャンネルが反転している欠陥があるようで、その点が改善されているのがこのリマスター盤の特長です。

このアルバムは、バンドの出世作となった3作目(全英6位)。
プロデューサーは、ヴィック・カッパースミス=ヘヴン。

オリジナル・アルバムのリマスター12曲+シングルB面、デモ・ヴァージョン等14曲を収録。
1曲目「オール・モッド・コンズ(All Mod Cons)」は、わずか1分ちょっとで終わってしまうタイトル・ナンバー。
2曲目「トゥ・ビー・サムワン(To Be Someone(Didn't We Have a Nice Time))」は、ビートの効いたナンバー。ベースがブンブン鳴っています。
3曲目「ミスター・クリーン(Mr. Clean)」は、出だしは静かに始まりつつも、じわじわ盛り上がって、ドラマチックに聴かせる曲。
4曲目「デイヴィッド・ワッツ(David Watts)」は、11曲目と両A面シングルで、全英25位。キンクスのカバー。リード・ボーカルはブルースですが、サビのおいしい所はポールが歌っています。
5曲目「イングリッシュ・ローズ(English Rose)」は、波の音や汽笛の音が入ったアコースティックな弾き語りナンバー。
6曲目「イン・ザ・クラウド(In the Crowd)」は、後半2分以上、サイケデリックなギター演奏が続き、途中で1stアルバム収録の「気ままに(Away from the Numbers)」を歌っています。
7曲目「ビリー・ハント(Billy Hunt)」は、初期を思い起こすアップテンポのガレージ・ロック。
8曲目「イッツ・トゥ・バッド(It's Too Bad)」は、ギターがビートルズっぽい軽快な曲。
9曲目「フライ(Fly)」は、アコースティック調からロック調に転じる起伏の激しい曲。
10曲目「ザ・プレイス・アイ・ラヴ(The Place I Love)」は、何となくザ・フーを思い出させる曲。
11曲目「バクダンさわぎ('A' Bomb in Wardour Street)」は、4曲目と両A面シングル。ビートの効いた粗削りなサウンドが、パンキッシュな曲。
12曲目「チューブ・ステイション(Down in the Tube Station at Midnight)」は、全英15位。ブルースのベースと地下鉄の効果音が印象的な曲。この曲は好きです。
ボートラ13曲目「ニュース・オブ・ザ・ワールド(News of the World)」は、アルバム未収録のシングル。全英27位。
同14曲目「アンティーズ&アンクルズ(Aunties and Uncles)」は、13曲目のシングルB面。途中で笑い声やセリフが入ります。
同15曲目「イノセントマン(Innocent Man)」も、13曲目のシングルB面。リード・ボーカルはブルース。
同16曲目は、12曲目のシングル・ヴァージョン。
同17曲目「ソー・サッド・アバウト・アス (So Sad About Us)」は、12曲目のシングルB面。ザ・フーのカバー。
同18曲目「ザ・ナイト(The Night)」は、12曲目のシングルB面。これも、リード・ボーカルはブルース。
同19曲目は、17曲目のデモ・ヴァージョン。
同20曲目「ワールズ・アパート(Worlds Apart)」は、未発表曲のデモ・ヴァージョン。
同21曲目は、8曲目のデモ・ヴァージョン。
同22曲目は、2曲目のデモ・ヴァージョン。
同23曲目は、4曲目のデモ・ヴァージョン。これは、4曲目と左右のチャンネルが入れ替わっています。
同24曲目は、7曲目のオルタネイト・ヴァージョン。
同25曲目は、3曲目のデモ・ヴァージョン。
同26曲目は、9曲目のデモ・ヴァージョン。
19曲目以降のデモ・ヴァージョンは、スタジオ・ライヴ録音と言った趣きで、十分聴けます。

DVDは、インタビューを含むアルバムのメイキング・ドキュメンタリー。
日本語字幕は付いていないので、何を語っているのか、さっぱり分かりません。
楽しみは、途中のライヴ映像ですが、インタビューで分断されているので、見づらいです。
あとは、この時点のポールによる「イングリッシュ・ローズ」の弾き語りが見物です。これだけ、独立して収録されています。
しかし、12年前の映像なのに、メンバーの容姿の劣化が激しいです。

Youtubeで「デイヴィッド・ワッツ(David Watts)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeの「チューブ・ステイション(Down in the Tube Station at Midnight)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「ニュース・オブ・ザ・ワールド(News of the World)」のPV映像です。


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