「B-52's(The B-52's)」の80年8月発表、2nd「禁断の惑星(Wild Planet)」を聴きました。

僕が持っているのは、17年に発売された紙ジャケット、17年リマスター。

B-52's2-1
(ジャケット表)
英国初回アナログ盤ジャケットを忠実に再現。日本盤LP帯付。アメリカのアーチストですが、契約先となった英国アイランド・レコードの英国盤(日本盤も同様)を再現しています。

B-52's2-2
(帯を外したジャケット表)
1stの黄色のジャケットに対し、2ndは赤色のジャケット。

B-52's2-3
(ジャケット裏)

B-52's2-4

B-52's2-5
(内袋表裏)

B-52'sは、ジョージア州アセンズ出身のニュー・ウェーヴ・バンド。
メンバーは、フレッド・シュナイダー(ボーカル&パーカッション)、ケイト・ピアソン(ボーカル&キーボード)、シンディ・ウィルソン(ボーカル&パーカッション)、リッキー・ウィルソン(ギター)、キース・ストリックランド(ドラムス)の5人組。
バンド名は、ケイトとシンディの特長的な髪形の俗称に由来しています。

このアルバムは、2作目(全米18位・全英18位)。
プロデューサーは、レット・デイヴィス。バハマのコンパス・ポイント・スタジオにおけるレコーディング。

1曲目「月影のパーティ(Party Out of Bounds)」は、「サプライズ!」と言うシュナイダーの掛け声とガラスの砕ける音から始まる、B-52'sらしいアップテンポの曲。
3曲目「ランニン・アラウンド(Runnin' Around)」は、シングル「ロック・ロブスター(Rock Lobster)」B面に収録されていたインスト曲に歌を加えたもの。
4曲目「恋のお願い(Give Me Back My Man)」は、全英61位。シンディのリード・ボーカルによる、ニューウェーブらしいストレートなロックン・ロール。
5曲目「プライヴェート・アイダホ(Private Idaho)」は、全米74位・全米ダンス・クラブ・プレイチャート5位。出だしのゴリラみたいに「ウホウホ」言う掛け声もユニークな、全力疾走の曲。この曲は好きです。
7曲目「キャッシュ・ロレイン(Quiche Lorraine)」は、「ロック・ロブスター」の二番煎じ的な感じの曲。
8曲目「ストロボ・ライト(Strobe Light)」は、演奏が止まってボーカルが入る性急感の溢れる曲。
9曲目「ヴィーナス・西53マイル(53 Miles West of Venus)」は、タイトルを連呼するだけのインストに近い曲。

前作「警告!THE B-52'S来襲(The B-52's)」より、各曲厚みが増し、骨太な感じがします。
ただ、その分前作に見られた奇抜で斬新な感じは、後退したような気もします。

ちなみに、この紙ジャケットも、ものすごく音圧が低いです。リマスター自体の出来は悪くないと思うので、なぜここまで音圧を下げたのか疑問です。

Youtubeで「プライヴェート・アイダホ(Private Idaho)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「恋のお願い(Give Me Back My Man)」のライヴ映像です。



同じくYoutubeで見つけた「月影のパーティ(Party Out of Bounds)」のライヴ映像です。



禁断の惑星(紙ジャケット仕様)/THE B-52’S

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