「B-52's(The B-52's)」の79年7月発表、1st「警告!THE B-
52'S来襲(The B-52's)」を聴きました。

僕が持っているのは、17年に発売された紙ジャケット、17年リマスター。

B-52's1-1
(ジャケット表)
英国初回アナログ盤ジャケットを忠実に再現。日本盤LP帯付。アメリカのアーチストですが、契約先となった英国アイランド・レコードの英国盤(日本盤も同様)を模しています。

B-52's1-2
(帯を外したジャケット表)

B-52's1-3
(ジャケット裏)

B-52's1-4

B-52's1-5
(内袋表裏)

何か久し振りに、このブログがいつも取り上げているようなジャンルのアルバムについて書きます(笑)。
実は今月から来月にかけて、紙ジャケットの新譜がまとめていくつか発売されるんですよね。
その第一弾となるのが、B-52'sです。

B-52'sは、ジョージア州アセンズ出身のニュー・ウェーヴ・バンド。
メンバーは、フレッド・シュナイダー(ボーカル&パーカッション)、ケイト・ピアソン(ボーカル&キーボード)、シンディ・ウィルソン(ボーカル&パーカッション)、リッキー・ウィルソン(ギター)、キース・ストリックランド(ドラムス)の5人組。
バンド名は、ケイトとシンディの特長的な髪形の俗称に由来しています。

このアルバムは、1作目(全米59位・全英22位)。
プロデューサーは、アイランド・レコードを創立したクリス・ブラックウェル。

1曲目「惑星クレア(Planet Claire)」は、全米ダンス・クラブ・プレイチャート24位。曲の中盤まで、パーカッションと交信音のようなキーボードによるインスト。後半はフレッドのボーカルが入りますが、曲調は全く同じです。
2曲目「52ガールズ(52 Girls)」は、ゴーゴーズ辺りを思い出させるガールズ・ロック。
3曲目「ダンスはやめて(Dance This Mess Around)」は、後半、調子っぱずれのキーボードをバックに、ケイトとフレッドが掛け合いで煽るように歌う曲。
4曲目「ロック・ロブスター(Rock Lobster)」は、全米56位・全英37位。これまた、チープなキーボードにテケテケ言うギター、おかしなコーラスが印象的な曲。アルバム・ヴァージョンは、7分近い長尺ですが、じわじわ盛り上がって行きます。
6曲目「天空に輝く月(スペース・エイジの到来)(There's a Moon in the Sky(Called the Moon))」は、ダンサブルな曲調ですが、ちっともポップな感じがしない曲。
7曲目「英雄失墜(Hero Worship)」は、ソリッドなスタイルのロック。アヴァンギャルドなケイトのボーカルが全開。
9曲目「恋のダウンタウン(Downtown)」は、イギリスの女性歌手ペトゥラ・クラークのカバー。

このバンドは、個性の固まりですね。今聴いても斬新な感じがするので、当時はもっと先を行っていた気がします。
その辺が新し物好きなイギリスで先に人気が出た所以でしょうね。

ちなみに、今回は日本で行った独自のリマスターですが、音圧がとてつもなく低く、かなりボリュームを上げないと聴くことが出来ません。相変わらず、ユニバのリマスターは当たり外れが多いです。

Youtubeで「ロック・ロブスター(Rock Lobster)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeで見つけた「惑星クレア(Planet Claire」のライヴ映像2つです。





同じくYoutubeで見つけた「ダンスはやめて(Dance This Mess Around)」のライヴ映像です。



警告!THE B-52’S来襲(紙ジャケット仕様)/THE B-52’S

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