今日は「ケイト・ブッシュ(Kate Bush)」の85年9月発表、5th「愛のかたち(Hounds of Love)」を聴きました。

僕が持っているのは、97年発売の輸入盤、97年リマスター、ボートラ6曲付。

ケイト・ブッシュ5-1
(ジャケット表)

ケイト・ブッシュ5-2
(ジャケット裏)

ケイト・ブッシュ5-3

ケイト・ブッシュ5-4

ケイト・ブッシュ5-5

ケイト・ブッシュ5-6

ケイト・ブッシュ5-7

ケイト・ブッシュ5-8
(ブックレット写真)

自分が一番洋楽にのめり込んだ、80年代の名作をピックアップして聴いています。
昨日のスージー・アンド・ザ・バンシーズ「ピープ・ショー(Peepshow)」に続いて、第46弾はケイト・ブッシュ。

このアルバムは5作目(全英1位・全米30位)。
以前書いたブログはこちら

先日聴いたスティーヴィー・ニックスの対抗馬をイギリスで挙げるとしたら、ケイト・ブッシュのような気がします。
どちらも、孤高の世界とも呼ぶべき音楽を生み出している点で、共通点がありますかね。
もちろん、スティーヴィーはバンドの顔でもあり、ケイトとは違った側面も持っていますが、ぶっ飛び具合ではケイトの方が上でしょうね。
このアルバムも、比較的オーソドックスな前半に対し、後半は組曲形式の斬新な曲が続きます。

1曲目「神秘の丘(Running Up That Hill)」は、全英3位・全米30位。この曲から5曲目まで(アナログA面)は、アルバム・タイトルと同じ「Hounds of Love」と言う副題が付けられています。
2曲目「愛のかたち(Hounds of Love)」は、全英18位。大胆なドラム・サウンドとチェロの音色が印象に残る曲。
3曲目「大空(The Big Sky)」は、全英37位。
5曲目「クラウドバスティング(Cloudbusting)」は、全英20位。
6曲目「羊の夢(And Dream of Sheep)」から12曲目(アナログB面)までは、「The Ninth Wave」と言う副題が付けられた実験的な組曲。
8曲目「魔女(Waking The Witch)」は、かなりエレクトリックな曲調。
10曲目「ジグ・オブ・ライフ(Jig Of Life)」は、ユーリアンパイプが鳴り響くアイルランド民謡調の曲。
11曲目「こんにちは地球(Hello Earth)」は、心安らぐ曲。途中、讃美歌のような展開を見せます。
12曲目「朝もやの中で(The Morning Fog)」は、組曲を締めくくる小品。
ボートラ13曲目は、3曲目のリミックス・ヴァージョンですが、原曲とは随分異なります。
同14曲目は、1曲目のリミックス・ヴァージョン。こちらは比較的真っ当なロング・ヴァージョン。
他は、シングル収録のアルバム未収録曲や映画のサントラなど。

ケイトは、なぜかこのアルバムから後の作品はリマスターされているのに、前の作品は未だにリマスターされていないと思います。
いい加減にリマスター、拡大版で再発されても良いと思うのですが…。

Youtubeで「神秘の丘(Running Up That Hill)」のPV映像とライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。





同じくYoutubeの「愛のかたち(Hounds of Love)」のPV映像とライヴ映像です。





同じくYoutubeの「大空(The Big Sky)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「クラウドバスティング(Cloudbusting)」のPV映像です。



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この日本盤はリマスターでないかもしれません。ご注意下さい。