こんにちは。渋谷店2Fスタッフ和田です。
読み物が一段落したので、少し動画をアップ。
今回は個人的に一押しの
Eastern Music Device ProGain
をご紹介いたします。
何が一押しかというと、とにかく良い!
だから一押しなのです。
ハイゲインタイプのディストーションペダルなのですが、分離の良さ、ニュアンスの再現、そして歪みに必要な音圧。
どれもが素晴らしいペダルです。
まずは動画をご覧ください。
動画の最初はゲインもボトムも上げた状態にしております。
ボトムの効きが良いので、13時辺りから大型スタックアンプを鳴らしたような厚みのあるローエンドが出てきます。
ゲインも最初は綺麗な感じなのですが、こちらも13時以降辺りからグッと粒の荒さが上がる感触です。
ワイルドなタッチで弾くとハードなサウンドがアンプから飛び出してきます。
動画の中盤ではゲインとボトムを絞った状態にしております。
そうするとさっきまでのド派手なサウンドがなかったかのような、古き良きディストーションサウンドを奏でることが出来ます。
繊細なタッチにも対応するクリアーな歪みです。
終盤では最初のセッティングよりもやや控えめな設定に。
モダン系のドライブのセッティングにしています。
最初の印象としては綺麗なディストーションサウンドなのですが、そこはニュアンスの良さゆえの部分。
ちょっと言い方が難しいですが、あえて綺麗に弾くことは忘れてガツンと弾くと途端に極悪なドライブサウンドへと豹変します。
この部分には少し慣れが必要ですが、この部分を感じて頂けるとより一層このペダルの凄さがわかるはずです。
ガツンと弾くというよりはピッキングでアンプを歪ませる感覚と言えばよいでしょうか。
少しプレイヤー側にテクニックを要求してくる部分もあるエフェクターです。
ピッキングでアンプを歪ませる??
この部分に関しましては話が思いっきり反れてしまうので、今日は何も綴りませんが、ピッキングはギタリストにとって
重要な項目
でありますので、機会を見て書こうと思います。
間違いなく、長編大作になってしまうのは確定なので、機会を見てという感じで…。
ちょっと脱線をはさみ、本題へ。
このペダル自体の歪みはハイゲインではありますが、コンプ感が少なく、その分ニュアンスと抜けが良いサウンドが魅力です。
ですが、その分問題が…。
ミストーンがバレる(汗)
要するにタッチのニュアンスが繊細という事はアウトプットも繊細なのです。
弱く弾けば弱く、強く弾けば強く、ミスればミスった音がでる。
もちろん、綺麗に弾けば綺麗に出るし、極悪に弾けば極悪なサウンドが出るのです。
このペダルの醍醐味である
音圧感のあるハイゲインなサウンド
を出すには上記の通り、ちょっと極悪な気分で弾かないといけない部分があります。
ガツンと弾くとミストーンにつながる部分でもあるので、難しいところではありますが、その部分を使いこなすと他にはない素晴らしいサウンドが出ますので、ぜひともチャレンジしてほしいペダルです。
これを使いこなせるときっとサウンドの部分だけでなく、プレイヤーとしても一歩先に進める事も間違いないと思います。
難しい内容となってしまいましたが、まずは一度トライして欲しいペダルです。
きっと何か得られるものがあるはずです。
ぜひ店頭にてお試しください。
Eastern Music Device ProGain 詳細はこちら
http://www.musicland.co.jp/shop/itemdetail/store/138005/146439/