少し前の話ですが、先週、
エンジニアの中途入社歓迎会がありました。

渋谷ではたらく社長のアメブロ

3ヶ月に1度、直近3ヶ月に入社した人を
対象に開催しています。

当社は、総合職と技術者の人数割合がまだ

バランスが良くない(技術者の割合が少ない)

と考えていて、2~3年の期間で理想的な

形を目指して中途も新卒も採用を強化

している最中です。

技術者採用は非常に厳しい競争になると
心して採用活動に臨んでいますが、
意外なほどに最近は数多くの優秀な人が
採用できていて、それが何より嬉しいです。

この懇親会でも、
「当社の環境はどうですか?」

と皆に聞いて回ってましたが、新しい環境の

満足度はとても高いようで、安心しました。
今後も気持ちよく能力を発揮し、成長できる環境

づくりに務めていきたいと思います。


この会で、
前職マスメディア傘下のネット企業に

居た方に熱く語ってしまったのですが、
その企業は記事を書く人を会社に残し、

エンジニア部門を外に放出してしまったというのです。

これはありえない誤ちで、最もコアにすべき強みを

放棄しているようなものだと思いました。


単純にビジネスモデルだけでメディアビジネスを

紐解いたとすると、
1.視聴率や読者数(見ている人)を増やし、

2.そこに広告や課金、物販などを絡めて稼ぐ

というものです。

とりわけ、1の視聴率を伸ばさないとどうにも
話にならないのですが、
マスメディアでは1の役割は、コンテンツ制作
(記事や番組など)がほとんどの役割を担っていました。

ところがネットの場合は、1の

視聴率(PV)を伸ばすのは技術力です。
5年前に放送と通信の融合が盛り上がった
時にもブログに書きました が、
コンテンツによるものが3割だとすると、残りの
7割以上は機能や仕組みやサーバーレスポンス

によるものだと思います。

例を上げると、
素晴らしい動画番組を1回流すよりも、

youtubeのような仕組みを作ってしまたほうが

PVは継続的に伸びます。

スクープといえるような記事を1回づつ書くよりも、

継続的なブログやSNSのような仕組み、

またはtwitterなどとの外部連携で半自動的に

広がっていくような機能を作らなければ、

逆にキラーコンテンツでサービスを永久的に

続けていくことはネットでは困難です。

もう1度立ち戻って、上記の1、2に照らし合わせると

何が肝なのかは自ずと答えが出ると思います。

我々のインターネットのメディア事業は、

エンジニアが主役だと考えています。