昨日から今日にかけて行った初の技術役員合宿で、
大事なことがいくつか決まりました。

10月から私が技術部門の担当役員となって

まずは「どこにも負けない技術力」を持つ会社を

技術部門の最上位概念の目標に掲げようと
考えましたが、それは結果的に言われれば

嬉しいことであるけれど、もっと別の掲げるべき

目標があるのではとゼロから考え直しました。

結果、一日目の大半の時間を使って見つけた、

向こう3年間の最上位概念となる目標は、

自分たちが腹落ちできるものなりました。

Billion 100 Project

3年間でビリオンヒットとなるサービスを100個

産み出す。

1億PV/月、

1億円売上/月、

会員100万人

このいずれかを達成したらビリオンヒットと定義し、
月間3億PVだとしたら3ヒットとカウントし、

合計100を目指します。

メディアでもコンテンツでもゲームでも構いません。
デバイスも自由です。

ヒットサービスを産み出すためには、我々の業界では、

・新しいものにいち早く参入

・オリジナリティ

・既存サービスを大きく伸張させるアイデア

のいずれかが必要となり、そこに意識が高まって

いくことが大事だと考えています。

先日ブログに書いた新規開発会議 に加えて、

月に1度、金曜日のランチタイムに、

技術者(クリエイター含む)全員参加による、
ブレストランチ」を開催することも決めました。

ブレストランチは、気軽に参加できますが、

ゆくゆくは名前の気軽さとは裏腹に、
米国のティーパーティーのように大きな影響力

をもつ会合にしていこうと思ってます。笑


東京、渋谷に本拠がある我々の技術部門は、

面白さと自由とワクワク感が非常に大切

それ自体が良いサービスを創り出す競争力ですが、

その一方、

それと相反するような組織としての最低限の

規律や意思統一、粘り強い運用力といったものが

組織の拡大には不可欠です。
その同居は今後も重要なテーマになると思います。

今、Ameba事業部に属する技術者は新規開発局

という部署にも属しているという解り難い状況に

なっていますが、今後はAmeba事業部に属し、

技術担当役員も今後はAmebaのGMに参加し、
サイバーエージェントの技術者とクリエイターは、

新規開発ネットワーク(NDN)という総称になります。

やることは今までと変わりなく、Ameba事業部であっても

Amebaドメイン以外でよいサービスがあれば、

pupeガールのように構わずどんどん立ち上げていきます。

今後、Billion100 Project の進捗を追いかけて

いきますが、たくさんのヒットサービスを産み出した

結果、必ず世界に誇れるような技術力を持った会社に
なれると信じてます。