最近アメブロに、著名人ブロガーが増えてきました。

5月末から体制を強化したからです。


これから書き始める予定の方も多数控えていて、
今後ますます増えていきます。

もちろん、アメブロを書いてくれる著名人、

芸能事務所の方などの尽力のお陰。

本当に感謝しています。







しかし、今日は会社サイド、特に私の役割である

マネジメントの視点から今回の仕事を書いてみましょう。


マネジメントの仕事について。



「マネジメントって、どういう仕事なんだろう?」

という初心者の方向けの内容です。







まず背景として・・・


アメブロでは、「著名人ブロガーの強化」を

戦略的目標のひとつに掲げています。

知り合いのブログが面白いのと同様、知っている人(著名人)の

ブログはコンテンツとして興味深いものです。

また、アクセス数だけでなくイメージの向上、

ファン層の新規会員増など、著名人ブログの利点は大きい。





アメブロはようやく、機能面、サーバー面など、他社と比較して
なんとか自信をもって薦められる状況が整いました。

その一方で、真鍋かをりさんなど、ブログ女王と呼ばれる人の

登場で芸能事務所や著名な人が新しいメディアとしての

ブログの可能性に一定の興味を持ち始めている。


高い視点で俯瞰してみた上で
てこ入れし、
強化すべきとタイミングを判断(1)



当時(5月下旬)の状況では、他のブログサービスと比較し、

著名人ブログで先行しているとはいえない状況であった。




そこで、事業部担当者にヒアリングし、現状の問題点を把握(2)





担当者が、各部署に散らばっており、仕事の成果と責任の

所在が曖昧であることが問題と認識。


他にも、話があっても実際に書くに至っていないとか、
誹謗中傷を受けて辞めてしまう、

タレントが書く内容が事務所として心配。

などが問題としてあって対策を講じたが、ここでは省略。






部門のてこ入れにはいくつかの方法がある。

責任者を中から抜擢するか、降格させるか、新しい部署を作るか、

採用をかけるか、別会社にしてしまうか・・・






今回は、思い切って入社3ヶ月の新入社員Fさんを担当に抜擢した(3)



社長アシスタントであったFさんを呼び、今回のミッションを伝え

そのための課題なども伝え・・・(4)




そして上司である私が明確な目標を設定して、伝えた(5)


ちなみに、彼の目標は月に50ポイント。

著名人がブログを始めると1ポイント入ります。
(大物が始めるとボーナスポイントもあり)





若い社員だけあって、純粋な目標達成意欲を持ち、
がむしゃらにがんばる彼の仕事に対する姿勢が

組織の関係者に好影響を与え、部門が活性化した。


サッカー監督が、途中交代でスーパーサブを投入するようなものです。




その後は、日々励まし、時には叱り

目標に達成に向けて自分自身も仕事を手伝う(6)





そして、成果をあげたら褒める高く評価する(7)

できなかったら、一緒に原因を考える。






先月の目標50ポイントは、見事に達成。

がっちり握手しました。





そして・・


まだまだいけると判断。

今月は10ポイント上げて、60ポイントに目標を再設定(8)しました。






マネジメントは、(1)から(8)を繰り返して成果を挙げます

(もちろん他にもやるべきことは山のようにある)




「マネジメント=部下の世話」と理解している人がたまに

いますが、もちろんそれは一側面に過ぎません。







ところで、

今回は短期的なてこ入れの話。




会社組織は継続が重要。


短期的な盛り上げ、てこ入れの次は、
継続可能な体制作りが必要になってきます。


抜擢したFさんのブログ記事にも書いてあります
現在発売中の日経アソシエのにも書いた、

”モチベーションはほどほどに”


中長期的な継続性を視野に入れて考えれば、

モチベーションが高いだけでなく、安定感が無いと

本当に重要な仕事は任せにくい。


この内容については、また後日書きます。