セプテーニHDの第1四半期決算、メディアコンテンツ事業の売上高が前年同期比210.8%増 | コンクリートジャングルの毎日

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株式会社セプテーニ・ホールディングスは、平成24年9月期第1四半期決算を発表した。

<平成24年9月期第1四半期の連結業績>
(平成23年10月1日~平成23年12月31日)
売上高:97億1,000万円(前年同期比9.9%増)
営業利益:3億6,600万円(同 32.9%増)
経常利益:4億700万円(同 53.3%増)
四半期純利益:1億2,800万円(同 0.9%増)

ソーシャルゲーム分野が大きく伸長したほか、主力のネットマーケティング事業も堅調に推移したことから、増収増益となった。経常利益については、営業利益の増加に加え営業外収益が前年同期に比べて増加したことにより53.3%増。一方、子会社の合併に伴って発生した段階取得に係る差損などで特別損失を1億6,100万円計上したことなどから、四半期純利益は0.9%増となった。

報告セグメント別の業績は、次の通り。

<ネットマーケティング事業>
インターネット広告市場が拡大基調にある中、さらなるシェア向上を図るべく積極的な営業活動を展開し、スマートフォン広告や「Facebook」に代表されるソーシャルメディアなどの成長分野を中心に売上を伸ばした。また、新規事業や新領域の開発にも積極的に取り組んだ。これらの結果、売上高は78億7,200万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は2億9,300万円(前年同期比3.7%減)となった。

<メディアコンテンツ事業>
アクセルマーク株式会社がエフルート株式会社を吸収合併し、大きく業容を拡大させた。また、収益性の高いソーシャルゲーム分野で「キングダムクロニクル」などの複数のタイトルがヒットしたことから利益面でも大幅に改善した。これらの結果、売上高は10億1,500万円(前年同期比210.8%増)、営業利益は9,800万円(前年同期は1,300万円の営業損失)となった。