10回目のフルとなる洞爺湖マラソンは前日の天気予報が見事に外れて



朝から雨で徐々に本降りになってきたのでポンチョを着用して9時10分位まで



近くの木の下で雨宿りをしてからスタート地点へ並んだ。



気温も9度しかなくてスタート前は皆文句を言っていたが



走り始めて少し経つと雨は止んで風は強かったものの、走り易い気温&湿度になった。




今回は30㎞過ぎまでひたすらペースを抑えて体力を温存するつもりだったので



常にフィジカルのレベルや走るリズムが近い人の後ろに付いて風を直接受けないように



して、ついでに集団の中での位置取りもその前の人に考えてもらって楽に走れた。



序盤は混雑と雨の影響で体が少し重く感じたが徐々に脚も軽くなり



上記のように常にペースメーカーを探して引っ張ってもらっていたので



ボーっと何も考えずに走れた。



15㎞の給食でSOYJOYがあると書いてあったので取ろうと思っていたが



見当たらなかったのと、12㎞位で勝手にペースメーカーにしてた人が思った以上に



遅くてこっちのペースまで落ちてしまった事以外は特に問題無く、体が軽く感じて



も作戦通り我慢してペースをひたすら維持して大人(?)の走りを続けた。



中盤の山場である長い登りも散々練習してきたので、脚を温存したまま無難に



まとめてそれ以降の下りもひたすらペースを維持しながらおそらく今まで走った中で



一番余裕のある状態で勝負の終盤へ・・・









30㎞地点でバナナを半分ほおばり、いつもこの辺からきつくなってきて気合を入れる


のだが、今回は特に体に異変を感じなかったのでそのまま温存の意識で


ペースメーカーを探して35㎞までボーっと走り、このまま行けるかなと思ったが


やはり足が少し重くなってきた。



まだそんなにきつくはないが大腿四頭筋と左膝周辺に少し違和感を感じて



きてペースが落ち始めてきたのでここから脚を少しずつ使ってタイムを



まとめながら37㎞まで走った。




ラスト1㎞は体がどんな状態でもスパートをかけるとして、残りの4㎞を温存してきた



脚を使いながら5分/kmで走ればサブ3.5はイケると計算してその時点で残りの



体力はまだそれなりに残っていたのでこれは勝ったかなと思った。



しかし脚を使った走りをしてもこれまでの疲労があるのでペースは上がらず



維持がやっとの状態で40㎞までは何とかそのまま行けたが41㎞の軽い登りで


あえなく失速・・・・ダウン



疲労で体もまともに動かなくなり、これはやばいと思ったがここまできてサブ3.5を逃すわけには



いかないのでボロボロの状態で少し早めのスパートを掛けた。




今回スピード練習は3分/kmを切るペースでやってきて最後の所は問題無いと



思っていたが思っていた以上にギリギリでゴールまでまだ大分距離があったのに



時計を見たら3時間29分を過ぎていたので最後は「ふざけんなこの野郎」と悪態を



つきながら今までのランナー人生を掛けた猛ダッシュ・・・・・!!!







ラストは今までこれ以上急いだ事は無いという位の勢いで走って


何とか自己ベストを6分39秒更新&初めてサブ3.5達成合格



派手に喜ぶのは恥ずかしかったので小さくガッツポーズ。



マラソンを始めて今までずっと悔しい思いをしてきたが今回初めて



少しだけ努力が報われたような気がした。




と同時にきちんと練習をしてきちんと戦略を立てて本番の想定外の事



に対して正しい状況判断が出来れば良い結果が出るというマラソンの



奥深さを実感出来た日になった足あと